【2/6シリーズQ&A‼️質問がありました。】平松慶が伝える、オフショアゲームの魅力とは?
『オフショアゲーム』いわゆる、海へ船で向かい、そこでルアーを使い様々な魚を狙うスタイル。
オフショアゲームほど対象魚が多く対象魚に合わせた狙い方、タックルセレクトを分散化されたゲームはないでしょう。
同じターゲットでも表層(トップウォーター)に誘い出して狙うのか、ルアーを沈めて動かして(ジギング)誘う狙い方なのか、でも楽しみ方が違ってくる。
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キャスティングだけでも、プラグを投げて表層まで魚を誘い出して食わすスタイルや投げてからある程度カウントダウンして中層を探るスタイルも楽しむことができる。
ジギングではスピニングタックルを用いたメタルジグを引きながら誘う狙い方に対して、ベイトタックルを用いてメタルジグを落として探る狙い方もある。
これが更にタイラバと言い日本古来からある漁法を現代風にアレンジしたスタイルでマダイなどを狙ったり、インチク漁法だって現在楽しまれているスタイルは、昔から漁師さんが漁業方法として行われて来たもののアレンジだ。
橋ゲタ(マンメイドストラクチャー)などにミノープラグなどを投げ込み狙うシーバスゲームもオフショアゲームのひとつになる。
様々なスタイルで楽しむ事が出来、魚種に合わせてタックルも細分化され『オフショアゲームワールド』を知れば知るほど深く楽しめ、多くの喜びに繋がる事となるでしょう。
小生はオセアニア、東南アジアを中心に今まで釣り竿を持って旅した国は17カ国とそれほど多い訳ではないがウロウロとしてきた。これはベテランアングラーと比べたら、少ない数であろう。
しかし、ひとつの国が気に入ってしまうと、例えばインドネシアなどはこれまでに40回以上通い、シンガポールでも20回以上渡航している。気に入った国へは徹底的に、というのがスタイルの小生なのだ。
海(オフショア)は全ての海域に繋がっている。海水温、海流、そんな事を考えていると、魚の生態系がさらに知りたくなり、そして魚種をもっと求める様になってきた。
「論より証拠」とダイビングもPADIでライセンスを取得し、しっかりと自身の目で見て確認したい、そう行動に移して魚類を観察する様になった。
魚を知りたいから、海に潜った。「アドバンス」PADIを取得し96本までは丁寧にログまで付け潜りまくった。100本まで3年掛からなかったはず。それほど水中の魚を徹底的に観察して来たのだ。
1級船舶免許も取得した。オフショアゲームを勉強するのに、船長の気持ちがわからなければ、よい魚も釣る事が出来ない。
釣りを学びたいから、船の免許が欲しかった。船の操船技術はなくても、この場面で「船長が何を考えて、ここを流しているのか」を知る事で、より魚との距離が縮まったことは間違いない。
「どの様にながれているのだろう」「船の計器、器機がすぐに理解したい」…理解出来れば、なにかひとつでも水中の様子が船上で把握出来ることになる、そう思ったのだ。
実際、1級免許を取得して本当によくわかったし、特にジギングは水中の様子を想像してメタルジグを動かさなくてはならない。そういった場面で本当に役に立ったのだ。
船を操船したい、という希望ではなく「船の上で、ひとり釣り糸を垂らしている時に海の様子をひと一倍知りたい」これが本音であったのだ。
小生はこうしてオフショアゲームを理解する様にしてきたし、そして実際に釣行に取り入れる事で海の面白さをもっともっと多く知る事が出来た。今もまだまだ勉強中だ。
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海の魅力とは?というと、それこそ防波堤からゴムボートで岸から離れ、そして岸からはどうしても届かない場所にルアーを投入することが最初の楽しみだ。
小生の様に壊れたアングラーであれば、一回の釣行費(滞在費だけで)が100万円のGBR1週間の旅にも出てしまうし、それぞれだ。
でも海の釣りはそれほど魅力的な遊びであり、スケールもどんどん広がる。
休日の早朝から近海の海に乗合船で向かう前日の夜はウキウキして興奮してしまうのが「楽しさ」であるし、フィールドを思い描いてタックルメンテナンスや準備をすることも楽しさ。
世界中の海はまだまだ開拓されていないフィールドもいくつもある。開拓されているフィールドでも今まで一度も言った事のないエリアであれば、期待もするし、そして回数を重ねたフィールドであれば、過去逃がした大魚がきっと頭の中で泳いでいるでしょう。
これが「平松慶が伝える、オフショアゲームの魅力とは?」であるし、是非ひとりでも多くのアングラーに旅を重ねて欲しい。
人生1度きり。
墓場に持っていけるのは、精々「生きていた時の思い出位でしょ」的楽観な気持ちで、せっかくの人生。海に出て楽しみましょうよ。
これが小生が講習会等で【平松慶が伝える、オフショアゲームの魅力とは?】となります。