今日の最高気温予報で38℃。昨日もほぼ同じ暑さ。さすがにどうにもこうにもならなくなってきた。
愛車のボルボ960は1996年式。
ワンオーナーで入手してから、20年乗り続けてきたが、あちこち老化も出て来て、その度に高額医療費が請求される…そんな、老体と同じ時間を過ごしてきました。
若い頃から、どうしても欲しかったボルボ。特に古いボルボがたまらなく好きで、やっと手に入れた時の感動は、まだしっかりと記憶に残っています。
大切に乗り続けようという思いとは裏腹に、真っ白な煙をはいた事もあるし、ラジエーターも新品に取り替えて泣きの価格を支払った思い出もあります。
最近は、ガソリンの価格も高騰し続けており、ハイオクなので毎度満タンなんて入れられません。長距離移動は、軽自動車で頑張り、街乗りでしか走らせていませんでしたが、いよいよエアコンが無いと…と。
一昨日、37℃の暑さの中、エアコン無し状態でボルボちゃんを運転。
助手席には手拭いと団扇。汗を拭きながら、団扇をパタパタさせ暖気を凌いていたのですが、急にふぅ〜っと目眩ではないのですが、目の前が白くなって来て。ヤバいぞ、これは。
車窓は全開にしているのですが、入る風は熱風で。
もしかして…「熱中症か⁉️」自覚は無かったのですが、明らかに体調が悪くなり、直ぐに停車。あかん、絶対にヤバい。エアコン着けないと事故りそうだ…。
慌てて今朝、近くのスタンドへ。
ひとまず、エアコンの動作を確認してもらった。エアコンスイッチを入れ冷気が少しだけど出て来ているのが確認出来た。これなら、エアコンガスを入れるだけで大丈夫そうだ。
スタンドのおじさんと会話しながら様子をみて、新品のエアコンガス2本を入れてもらった。
再びスイッチを入れてみる。冷却バルブの管を触ってみた。「冷やっこい」。
エンジンをかけ、エアコンのスイッチを入れた状態で冷却バルブの管に触れて冷えていれば、ラジエーターなどの故障ではなく、単なるエアコンガス切れだそうだ。
8年前に入れたのだから、そりゃガスも無くなりますよとスタンドのおっちゃんがニヤけながら言う。2本ガスを入れてもらい、3500円程度で収まった。ホッとした。
「少し走れば、もっと冷気が出てきますよ。よかったですね」とスタンドのおっちゃん。これでこの撃暑い今年の夏が乗り切れる(はず)。
これでまた冷気が出てこなくなったらどこかの漏れが発生しているのでしょうね。まずは暫くこれで運転してみます。
1996年式Volvo960。外装もはがれ始め、水漏れもあるのだが、これからもまだまだ現役で頑張ってもらいます。
大切な宝物、Volvoのお話でした。