【長崎県対馬、実釣!!】春のヒラマサを春漁丸で狙ってきました。
毎月のように通っている、長崎県・対馬でのヒラマサゲーム。
1月、3月、4月と通っては少しずつ季節の変わり目を感じ、
苦労し、悩み、研究し、発見して先に繋げて来た。
何よりも結果がすべてだ、とは言いたくないのだが、やはりサイズ、
数といった結果を求めて通っている。
1尾のヒラマサをどう狙って獲ったのか、掛けるまでの考えを持ち、
そのスタイル、想像通りにヒラマサと向き合うことが出来たか・・・
そういった部分も1回ごとのメタルジグ投入の度に考えながら。
(KEITANJIG200g シルバーホロにて)
1月の対馬は真冬の食わせが覿面に出て、外房エリアの冬パターンを
再認識することが出来た。
2月に入った済州島でのヒラマサゲームにも、その外房〜対馬で悩んだ
冬パターンで高釣果を僕なりに上げることが出来た。
そうして挑んだ、3月のブリとヒラマサが混泳する中、ヒラマサだけを
選んで獲っていこう、と入ったのであったが、
水温の不安定とベイトの絡みなどからくるタフコンディションに泣かされたのであった。
釣れないから泣くのではなく、分からないから悔し泣きをした。
この状況時にどうやって食わせていくか。
どうやって、状況を判断し魚とのコンタクトを得るようにしていくか、
そんな辺りの集中力がまだまだ足りない、と痛感したのであった。
この悔しさをバネに挑んだ4月中旬の対馬ヒラマサ。
この日、九州は雪が降り、関東は強風となり、4月の陽気は一変に
冬型へと戻ってしまう始末・・・。
対馬も例外ではなかった。フリース着用、トレーナーにインナー、といった
真冬みたいな気候に、また悩みになる。
海が分からない。対応する術を必死に考えるのだが、素直な答えが返ってこない。
この4月も水温16度にベイトが豊富で、鰯を追い回してメタルに反応しない。
ジグのサイズではなく、リトリーブする層や、タイミングとスピードに肝を感じた。
ボイルの起きる水面に、飛ぶ水鳥のスピードを読んでメタルジグのアプローチをよく考えて見た。
魚自体の活性は高いのだが、追うベイトとメタルのサイズを合わせただけでは
うまく行かないのが悔しいけど、面白い。
「これならば?、こうなら?」といった疑問を毎度ジグと一緒に海に投げかけ聞いていく。
この姿勢が、僕を毎月のようにヒラマサに狂わせ、通う動機になっている。
(カルティバSJ43−TG 8/0を使用)
微笑んでくれたヒラマサは、9.5kgと12kgの2尾が嬉しいサイズであった。
3日間釣行でアングラー3人。
ヒラマサのキャッチ総数8本のうち、6本が僕であったので、渋い中、満足としたい。
5月はマグロ絡みになるけれど、ヒラマサの感覚だけは忘れぬよう、少しでも感じておきたい。
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