【4/4 秋深まる北海道、道東釣行。今年はラストかな⁉️】北見ローカル河川で原点回帰。

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秋の道東釣行も、この日が最終日。昨夜、同行の老沼さんや現地の加藤達也さんと相談して地元の近場で狙う事が決まった。

天気予報は午後から崩れる方向になっており、早く釣りに出ようと思ったが、3日間の疲労も出て来ている。

朝の段階で疲れを強く感じていたら朝食を取ってゆっくり動こうという事になっていた。

6時に体調確認をする。

老沼さんにLINEで確認してみると筋肉痛が出始めている様で8時過ぎにホテルをチェックアウトした。

遠出はせず北見市内の河川で軽く楽しむ程度に決まった。

私は小型で構わないからニジマスが釣りたかった。やっぱりニジマスが良い。老沼さんはそれほど釣り欲を出しておらず、私に付き合ってくれている感じがした。

相当疲労が溜まっているのでしょうね。だから、無茶なスケジュールは組まず、本当に楽な動きで様子をみる事を正解にした。

最初に入ったポイントは、私が過去によい思いをしたポイント。

しかし、そこは川の地形が大きく変わり、釣れた時の面影はゼロ…。それでも30cm程のニジマスをキャッチし満足。

午後からは加藤ちゃんが合流出来ると連絡が入り、市内の違うポイントに入り直す。

パタゴニア

上流は荒れているのか、水嵩が増し枯葉がやたら流れてきていた。晴れていた青空の下、私はお弁当を食べてリラックス。

先に加藤ちゃんと老沼さんは流れの中へ。

川原でのんびりとお弁当を食べていると、川の方からナブラの様な水音がする。見にいくと、浅い流れの中で鮭が産卵行為をしている。

ここでも鮭がいっぱいかなぁ…。辺りをみると、浅瀬には結構な数の鮭が入り込んでいた。

釣りをする場所は本流になりますが、これだけ浅瀬に鮭が居るとなると、その卵を狙ったアメマス狙いになりそうだな、と判断。

お弁当を食べ終え、川に向かう。

加藤ちゃんに様子を聞くと、鮭の気配は無し、だと。

本流の澱んだポイントはアメマス狙い、流れがしっかりしたところはニジマス狙い、と探り方を変えて楽しんでみる。

押しの強い流れと、上流域から流れてくる落ち葉が辛い。さっきまで晴れていた上空はいつしか雨雲に覆われ、風が回り始めた。ポツポツと雨が落ちてくる。

釣り欲が雨で低下してくる。嫌気がさして来た頃に小型のアメマスがヒット。これでもう少し頑張ろうという気持ちになる。

下流に更に動く。

川の釣りはとにかく歩く。加藤ちゃんが言っていたが「ニジマスは、10kmで1尾」。これ私も常に意識している。

歩いてポイントを探し、どんどん新しい場所にルアーを入れていく。それを忘れない様にしているので、サイズはどうであれ、今回も魚種、数は釣れる様になった。

まだまだトラウト初心者の私。学ぶ事や経験を重ねていかなくてはならない。

流れの強い中でどうフローティングプラグを入れていくか。シンキングプラグを転がす様に流れの中で操作するか。身に付けたいテクニックは山ほどある。

大岩の抉れにフローティングプラグで狙うテクニックは何度やってもうまくルアーを投入出来ない。流れを読むチカラが足らないから何度も筋に打ち直して投入して、の練習もする。

トラウトゲームが好きになり、そこで少しでも技術を磨いて経験を積むしか今の成長はない。

偶然釣れた、では釣りは面白くない。『釣れたんじゃない、釣ったんだ』は海での名セリフと今では言われていますが、これはフレッシュウォーターゲームでも同じ事。

今回の北海道ツアーはこれで終了となり、そんな事を帰りの《のつけ乃湯》に浸かりながら考えていたのでした。

確認と反省。反省と反復。いつか自分が思い描いた通りにルアーを通し、良型を狙い撃つ事が出来る様になる為に、この先も【平鱒渓】時間を大切にしていきたいですね。

今回お世話になった、バックウォーターの辻さん始めスタッフの皆さん、ラフティングボートフィッシングで楽しませてくれた西森隊長、湿原をガイドしてくれたBARナウの佐藤さん、そして鱒釣り師匠の加藤ちゃん、たくさんのお世話を有難うございました。

心から感謝しております。再び来年、またお世話になると思います。宜しくお願い致します。

羽田空港からの車中は、老沼さんと今回のツアーを振り返り、楽しかった記憶を思い戻しての帰路でした。

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