次男を連れて、チャリンコで近所の相模川河川敷をチェックしに出かけて来ました。
「チャリンコで行ける範囲のガサガサポイント」これを重点に。
ラントレコースには田んぼの用水路に水が入り始め、毎日走りながら「ガサガサ」を気にしていました。次男と遊べる時間がタイミングよく重なり、前から約束していた事もあり出発。
相模川河川敷には、いくつか「ジャリ穴」と呼ばれる、本流から積土められた三日月池の様な溜まりがあり、そこに棲息する魚たちを「ガサガサ」するのが楽しみなんです。
深い場所もあれば、浅いポイントもあります。次男には、そんな変化や草が水面に被さった所などをコマ目に教え、捕り方を伝えてあげました。また、本流を見ると、コケを食む小さなアユの姿も見え、次男は大興奮。
でも「アユは、漁券が必要なんだよ、まだ解禁じゃないし」と川で遊ぶ(釣りや漁をする)ルールを教え、納得させました。
こう言った遊びの中のルールって、私達の年代は、町内の上級生が教えてくれ、良い事、悪い事、危ない事、楽しい事を学ばせてくれました。
しかし、今の小学生にはそんな遊びや、仲間内のルール、団結など、全くなく、「川には近付かない。ダメ」と頭ごなしに決め付けられた可哀想な環境です。
魚捕りひとつ出来ない環境、魚捕りは、お金を払ってフィッシングパークなどで楽しむもの等々の動きになってしまっています。
川や池の事故は、当然起きてはならないもの。「ここは、深い」「ここは流れが強い」そんな危険回避の説明が出来る上級生もいないし、本当に寂しい時代になったんだなっ、と我が子と接して実感。
保護者が色々と教えるのは、イヤではないけど、もっと子供達目線で自然のルール、仲間内のルールを学んで欲しいよなっ。
これ、切実な願い。
「魚捕りが上手い上級生」って、俺にとって尊敬の眼差しだったし、虫捕りなんかも、本当よく教わった。
今からの時代、そんな環境になるとは、思えないけど、次男には子供らしい自然相手の楽しみを教えてあげたいなっ。