【おやじ料理!】見様見真似に『チャンチャン焼き』貴方の味噌は甘い派?
北海道のアングラーからカラフトマスを頂いたので、小生初体験‼️カラフトマスを捌いて調理して見ました。(オザワさん、佐藤さんありがとうございました)
頂いたカラフトマス、何ともイカツイ顔付きに、まずマジマジと見入ってしまう。ラクダのコブみたく、張り出した背っ張に予想を越えた歯。
管理釣り場のマスには先ずない、ピンピンのヒレに感激し、包丁を入れる前にとりあえず、写メを撮りまくる(笑)
初めて、マス類に包丁を入れた小生。そこで驚いたのは、背骨の柔らかさ。
「あらっ?背骨が分からない…」と感じてしまうほど。普段捌いているのは、ブリやヒラマサそしてカツオやマグロ。
出刃包丁でしっかり落とさないと切れない頭も、カラフトマスは簡単に落ちる。予想に反したスタートであった。
さて。
今回は、このカラフトマスを『チャンチャン焼き』にしてみる事にした。…にしても、味付け等殆ど分からない。
「クックパッド」アプリでひと通りチェックしてみたが、何か『自分作』感が湧いてこず、アプリを閉じ北海道出身の柔道主婦や釣り仲間に電話で確認してみる。
おおよその副具材とメインの味付けが頭に入った。もう、出たとこ勝負だ。クッキング開始(笑)
《クッキング開始》
🔴3枚に降ろしたカラフトマスを用意。
🔴フライパンにたっぷりバターを弾き、バターで油の代わりをさせて、その中に皮側を下にして、カラフトマスを入れて焼き始める。(中火〜弱火にした)
🔴カラフトマスに火が通るのを予想して、頃合いを確認し野菜をフライパンに入れる。
🔴白味噌、砂糖、みりん、をしっかり混ぜ合わせ、甘めと感じる位にお砂糖を多くした。白味噌の固まりが無くなる様によく味噌をみりんに解いておく。
🔴野菜がフライパンの中でしんなりし始めたら、白味噌ベースの味付けタレをフライパンに流し込む。
🔴野菜から水が出て、何だか鍋料理みたくなって来た。逸物の不安を感じる小生…。(石狩鍋か?)
🔴それでも、グツグツいいながら火がカラフトマスとお野菜に通り始め、バターとお味噌の混ざった食欲が湧く匂いがキッチンに漂い始め、慌ててフライパンに蓋をした。
🔴モヤシなんかは、もうシナシナになってしまったが、何とか『完了』したんだろうなっ、と自己判断をして、終了。
🔴火を消してから、余熱でカットチーズをパラパラっと振り掛け、溶け具合をみて蓋を開ける。
《完成》
食卓に、並べて家族に食べてもらう。
次男、OKサインをしながら、お米の上にチャンチャン焼きを乗せ、モリモリ白米と一緒に食べてくれた。
女房も『これが、チャンチャン焼き』なんだねって言いながら食べてくれ、無事カラフトマスのチャンチャン焼きは完食、終了となった。
後日、北海道の釣り仲間や、北海道出身の柔道主婦にチャンチャン焼きの『随(ズイ)』を何気なぁ〜く聞いてみた。
『ニンニクをたっぷり入れると、美味しいんですよ』
『ウチは、白味噌ベースで、物凄く甘め。でも旦那の実家は赤味噌で作るから辛め』
『バターを大量に入れないと、チャンチャン焼きじゃないですよ』
『トウモロコシを入れると、甘さがまた変わる』
…等々、各々意見が全く一致せず、小生がそれら意見を聞いてまとめたのは『あんまり、キチッとした決まりの味付けはないんだ(笑)』と言う結論に達した。
だから。
今回の平松慶作『チャンチャン焼き』は、大成功だ!そうしておこう。これが、平松家のチャンチャン焼きだ!と言うようにしたい(笑)
でも、本当に美味しかったです。
バターの香りがたまらなく良かった。白味噌の甘みも、きっとバッチリ。またチャンチャン焼き、作ってみたい。
でも次は釣り人らしく、自分で釣ったカラフトマスで作ってみたいな。