【2月に東風で気温17度】こんなの初..ロングTシャツ着て汗ばむ真冬の対馬沖。

つり

【2月に東風で気温17度】こんなの初…ロングTシャツ着て汗ばむ真冬の対馬沖。


福岡発対馬空港行きANA4931便は8時前には対馬空港に着陸した。機内預けの荷物を受け取り、春田船長と合流。
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今回は福岡でのトランジットがありタックルはホテルに送っておいたので久々に泊まる「ベルフォーレ」に向かう。ホテルのロビーで急いで着替え、焦る気持ちを抑えながら準備を進める。

着替えている最中から汗ばむ陽気。2月の対馬には考えられない暖かさ。嫌な予感がする。タックルを組み、樽が浜港へと。途中コンビニで食料を買い、長丁場になるだろう気合いが入る。

冬場の西沖はなかなか風の影響で出られないから楽しみだ。それにしても暖かい。これがとにかく気になって仕方がない。絶対にあり得ないのだ、この2月にこの気候は。いくら温暖化とは言え、ここまで暖かい2月は当然初めてであり、調子が狂ってしまう。

春田船長も東からの生温い風にどうも冴えない顔をして沖に向ったのだ。まずは黒バナ方面に走る。

船長の田舎周辺から魚礁とかけ下がりを中心に探り出す。西側沖なので島からの風が花粉まで多く含んでいて、しゃくりながら鼻がムズムズする。この嫌な雰囲気、見事に的中した。
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船は流れず、風でダラダラとおされるだけ。潮が動かないのでジグの動きに生命感を与えられない。午前中はヤズ(ブリの子)ばかりでヒラマサからの反応は無い。私はジグの動きにメリハリを入れた。

口を使わない潮なのだが、口を使わせる動きは徹底してやっておかないとヒラマサを狙っては釣れない。ヒラマサの食性を刺激させるようなキレのあるアクションで誘うと、やっとヒラマサがヒット。

「難しい状況だな…」そう感じる。午前中は本当にはっきりしない様子でこのまま小潮なだけにダラダラと続いてしまうのだろうか、と不安に思っていたが、ラストに近い夕方の時間帯に一瞬ラッシュが続いた。

小政(ヒラゴ)ではあったがヤズに混じってジグを追い始めた。このチャンスしかないのか…。ラストはヤズ混じりで終了となったが、翌日の予報はかなりヤバイ状況。

翌朝、予報以上に海は悪くなり出船準備は出来ていたのだが港でタックルを片付ける羽目に…。これも仕方ない。

慌てるように対馬から離れないと飛行機が飛ばなくなる。ここからはスピードと経験で判断力を研ぎ澄ませて帰り支度を急いだ。
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福岡行き2便にどうにか搭乗出来、あっという間の行動で対馬を後にした。これも釣り。どうしようもない。天候だけは予測は出来ても立ち向かう事は出来ない。

それならば、と福岡を楽しむことに専念するしかなかったのだった。

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