【サザンフィッシングvol.2〜釣りの楽しさ無限大】2006年7月15日発行
《はじめに》
私がこれまで執筆した雑誌やMook本、地方機関誌や旅行冊子等々こうして文章を書きながら釣り歩く仕事をしていると、いつしか自分が把握していない、いや忘れてしまっていた冊子に手を差し伸ばすこともなく消えていってしまう事が多々出てきた。
自宅の納屋から出てきた無造作に紐で括られ埃をかぶった釣り雑誌。次男と自宅を片付けている時に、大量に出てきて私は捨てようと思ったが、執筆して掲載されていたページを見せると喜んでいた。次男がまだ知らない姿がこうして釣り雑誌に掲載されていたんだ。
それは見せてあげるべきだな…そんな事を昨夜何となく考えていた。それらを全て発表し直していくのも大変なのだが「いいぶさ日記」の中でカテゴリーに分けてゆっくり一誌について書いてみたり、当時を振り返るカテゴリーを作っても良いか、と。
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今回は、お店の本棚にあった一誌から、新たなカテゴリーにするスタートを開始してみようと思います。アングリングやフィッシング、SWに関西のつり、九州の釣り雑誌や名古屋で発刊されていたフィッシュオン、ボートを中心とした内容のネコパブリッシングからリリースされたパーフェクトボート、なんて雑誌までたくさん執筆してきており、それらが纏まるカテゴリーになる枠を作るので楽しみにしてもらいたい、と考えています。
またなるべく本文を撮影した際に内容が読める様な写し方を心掛けていきますし、雑誌の 表紙を大切にしたいと思っています。「海外遠征体験記」はツキイチペースで更新意識していますが、平松慶掲載本に関しては不定期に更新する予定です。ご理解をお願い致します。
平松慶
さて、そんなNewカテゴリーの最初を飾るのは、2006年7月15日発行の【サザンフィッシング】誌
これはベタベタに沖縄県の釣り雑誌です。現在は廃刊になっておりますが、発行当時は結構先端をいくソルトワールドとの連携誌でもあり、奄美大島〜沖縄、八重山離島を網羅する釣り雑誌でした。
内容はまさにガッツリ沖縄で描かれた一誌。人気のGTゲームからパヤオ、それにカーエー釣りなども開催されており、ローカルなスタイルからダイナミックなゲームまでを一誌にまとめられている面白い雑誌でしたね。
ロケ当時を思い出すと、前の晩にかなりローカルの仲間たちと島酒で酔い、楽しく弾けた記憶がある…。今回の掲載物は寄宮フィッシングセンターで毎月GTツアーを計画しておりそこへ取材班が乗り込んで撮影。ロケ後に私が文章を入稿した流れである。
ポイントは本島北部、と当時は呼んでいた。伊是名、伊平屋島、伊江島がメインとなり船中泊での釣りスケジュールとなる。1泊2日、2泊3日、とその都度で日程は変わったが、とにかく魚(GT)はよく出た。朝一番から伊江島まで走り、そこからスタートとなる。
北の曽根、南の曽根、と大場所に毎度期待し、ロケ時の様なアラもポッパーでキャッチ出来た恵まれたフィールドであった。寄宮フィッシングセンターのツアーは2006年となると後半になり、後にマンブーに船は変わるのだが、当時は本当によく沖縄本島に通ったものだ。
これからのこの新たなカテゴリー分けしたところに、誌面解説で沖縄本島はよく出てくると思います。なんせ、1年に100日沖縄滞在を10年続けて来たのだから。
これからも、このカテゴリーを宜しくお願い致します。書き続けていきますね。
【データ】
誌名:サザンフィッシング vol.2
編集長:佐久川政一郎
奇数月15日発行
2006年7月15日発行
平松慶、37歳