【アングリングvol.130〜もっと楽しく、より深く…】1997年9月1日発行

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【アングリングvol.130〜もっと楽しく、より深く…】1997年9月1日発行

パタゴニア

第三次世界大戦…なのかなぁ、と思ってしまうのは、私だけじゃない気がするが。

誰かが言ってた、とか書いてあった、とかじゃなく今朝5時に起きてコーヒーを飲まながらぼぉーっと考えていた。

私が住んでいる神奈川県座間市は、今だ緊急非常事態発令中。座間市周辺にはアメリカ陸軍、空軍、やらがありいくつもキャンプが隣接している。厚木基地だの座間キャンプだのあるのだが、最近低空飛行で喧しいヘリやジェット機の爆音が殆ど無い様に思える。座間キャンプ前の警察官警備も居なくなり、キャンプから出入りするYナンバーのアメリカ兵士さん家族の動きも少ない様に感じる。

ここからは憶測なので軽く流して欲しいんですが新型ウイルスは細菌爆弾だと考えてしまった。それに「や・ら・れ・た」と「ニューヨーク」を見立てると、トランプ大統領が発祥国に対する損害賠償を表す。感染した各国は経済ダウンし閉鎖からのGDP(国内総生産)ダウンを賠償金として同じ様に請求すると、極東国際軍事裁判『戦争犯罪国』戦後裁判みたくなり…と妄想と憶測をMIX。

こんなことを考えての、この先の不安をどうやって回避していかなくてはならないのか…なんて土曜日の小雨降る早朝に考えたくない事に向き合ってみた。

新型ウイルスが殺人兵器としてであったら、核兵器や爆弾、戦闘機など軍事機全てが無意味になる。軍事武力攻撃の弱さがわかり、その代わり、目に見えない細菌爆弾に恐怖で震え上がらせる…。

映画ではなくリアルな現実として置き換えたら、それこそゾッとしてしまった。国民を意図的に世界中に放ち出し、地雷を仕掛けて後に事を発表し閉鎖…。すごいシナリオだ。

『平和』とは毎月のローンと支払いに追われ、会社では生産を増やし目標を達成したくさんの仕事にリンクして充実した日々が、それだろう。

毎日文句を言いながらも仕事に執着出来ている環境や、うざい上司の悪口を安い居酒屋で愚痴こぼし…こそ平和な時間なのだなぁ。

パタゴニア Photo: Jeff Johnson

目に見えない感染に怯え、いつ開けるかわからない現状自粛は、防空壕の中でジッと身を隠して震えていたひい爺ちゃんやばあちゃんらの昭和初期の軍事戦争時代と何が違うだろうか。

目に見えない爆弾を押さえ込む薬が出来上がり、ワクチンがとなりのドラッグストアで安易に入手出来る位にならなければ、この戦争じみた現実は終わらないだろうと思う。

口にはしないけど、やっぱり怖い。自粛だの密にならない、だの日々守るべき事は当たり前に徹底する。しかし空から落ちてくる爆弾は避けるに避けれないだろうし、人から人に感染していく細菌爆弾も避けることが大変だ。コーヒーを2杯、3杯と飲み、この先に繋がる明るい要素を探しながら静まり返っている自宅周辺の音に耳を傾けたのだった。

さて。今回のアングリング誌は1997年9月発行のもの。

オフショアで近海特集だから、と取材と原稿依頼があり、当時開拓に燃えていた真鶴エリアを書いている。この頃ってルアー船など全く無くて、ひと杖でお願いし、ルアーをやらせてもらえる船を探し続けていた。ホウキハタやヒラマサ、ブリとこれまでいくつかの「結果」が開拓で繋がり、地味に人気が出始めてきた頃。

また東京造形大の「釣り部」連中が若さ溢れる行動力で、私の開拓に当時付き合ってくれていた。今、みんなどうしているだろう…。
この写真と現在の長男と同じ年になる。思いは、深い。

この頃、まさかこんな「惨事」が起こるだなんて予想もつかなかった。惨事ではなく「危機」だな。だってさ、我が家近くの軍人さんたちもキャンプの中でじっとしており、身を潜ませるようにおとなしくしているんだから。

終息という言葉が簡単に使えないように思えてき出した。来年こそ「東京オリンピック」。スポーツの殿堂は果たしてどうなるのだろうか。畳の上で、若い連中と激しく早く汗を流したい。

【データ】
誌名:アングリング vol.130
出版社:株式会社廣済堂出版
編集長:真弓 誠一
毎月10日発行
1997年9月1日発行

パタゴニア

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