【①吐く息白い、寒過ぎ皐月道東行脚】まずは河川で肩慣らしから。
緊急事態宣言が発令され、世の中は不要不急の外出には出来るだけ避けて、と強く言う。
私もこれまでずっと守る様に出来る限り最小限の外出にして規則に準じた行動をしてきたが、例えばなんだが、色々な場面での緊急事態宣言後の措置がいい加減になって来ている気がする。
エアー手配してからの、緊急事態宣言となった場合のキャンセルに航空会社によってはキャンセル料が掛かるとか。
旅行会社に問い合わせてみると、こんな返答が来ました。
「キャンセル料免除は航空会社によって異なります。前触れもなく予約してから緊急事態宣言が発令された場合はかなりの確率で免除になります。」と。これが殆どであれば、まだマシ…だが。
しかし格安航空会社などを利用した場合はキャンセルが厳しいと言う声もあり、簡単には行動の変化は難しいみたいなのだ。
そんな状況で私のような動き回らなくては仕事にならない職業の人って、本当にどうしているのだろう。
私は無茶はする気は無いが、動かなくては食っていけないし、補助も出ないので今回、細心の配慮を取りながらも「春の北海道行脚」を決行して来たのである。
いつものルートで、いつもの様な羽田空港までの移動。そして静かに55番搭乗口から飛行機に搭乗した。あっという間の1時間40分。
女満別空港に到着。佐藤典之さんが迎えに来て下さっておりバックウォーターまで送ってもらう。
典之さんは40分後に関西から入ってくる仲間を再び迎えに女満別空港へ折り返し。私はその間に翌日からのサクラマスジギングの準備を済ませておく。
翌日から二日間、オホーツク海でのサクラマスジギング。太平洋、日本海、と釣行ロケをし、その海域の特徴をソルトワールドで紹介してきた。その流れのオホーツク海エリア取材。
どんな感じでサクラマスは狙っていくのか、サクラマスの特徴は、などを素人ながらの目線で書き綴るのだ。
私には今回11日間のロングラン滞在に対して車をあてがってもらった。「平松号」。
仲間のパジェロを典之さんが買い取り、それを私に当ててくれたのだ。今日からカトちゃんパジェロは、「平松号」として使わせていただく。感謝である。
バックウォーター様で翌日からの準備を完璧に済ませて私は近所の河川にキャストの練習に行きたかった。
昨年10月末のアメマス狙いから全くトラウトは禁漁となり超久々だったから。1時間でも身体を慣らしておきたかったから、他の皆さんには申し訳なかったのだが、トラウトの練習に行かせてもらったのだ。
場所はバックウォーター様の近所の河川。10g位の小さなミノーをキャストする事自体、私にとってはリアルに難しい事であり、早く慣れる様にしておきたかった。
少しでもトラウトタックルに慣れる事で対応がスムーズになると思っていた。ひと通り所有している小さなミノーを投げ、何となくの感覚を掴み、終了。
後に予定している《平鱒 渓》時間を楽しむためにも、しっかりしたウォーミングアップがこのタイミングで出来た。
外食も密にならぬ様、緩い食事にして早く消灯となったなった。
北海道も急遽緊急事態宣言が発令され、外食等も時間制限になった。だから、ひとり典之さんから与えてもらった部屋で部屋飲み。翌日にしっかり備える事で、一日目は終了となった。
つづく