今日の午前中は、相模原地区中学生学年別柔道個人戦大会で審判のお手伝いをしてきました。
私は外部指導員ですが、中学生柔道指導に携わっており、自校生徒も当然試合にエントリーされている。
部活動はコロナ関連からの自粛から解放され、夏の本戦で3年生も引退。そこから2年生、1年生が本格的になり、各校それぞれに柔道に打ち込んできた。
そのチカラ試しの様な手前試合が今回であり、本戦シード決めへと繋がっていく。
今回の試合は、夏の個人予選まで影響するとあり、実はとても大切な試合なのだと当日に聞かされた。本音言うと「マジかよ…」と思ったのが正直なところ。
12月にある個人戦のシード決めだけだろうと考えていたのだが、どうやらそうではないと分かっても、もう遅い。
この夏が終わり、秋が深まった今日、果たしてどれだけの事を中学生部員に伝えられたのか、と慌てそうになる。一部部員有志は、夜の稽古に参加したり、所属道場で技術を磨き、大会に向けて準備をしてきた。
しかし、学校で行われる部活動だけでやってきた生徒たちは、本当に時間がないのがわかっているだけに、これで良いのかとも思ってしまった。
ただ、稽古は嘘をつかない。しっかり稽古している生徒は、やはりそれなりに結果に繋がっており、稽古不足の生徒には、結果もはっきりした。それが事実だから、仕方がない。
「タラ、レバ」な意見を口にする前に、指導している私の指導不足に反省するしかない。ひとりでも多くの生徒に「勝つ喜び」を与えてあげたい。
一対一の勝負だから、勝ち負けがはっきりする。勝って喜ぶ事がやっぱり一番嬉しい事だし、それを少なくても目標にしてきている生徒へ申し訳なく感じてしまった。
夜の稽古で気持ちを込めて指導してきている生徒がいる。本人、夏からどんどん良くなって来ているのは、身体を貸している私はよくわかって来た。
ただ、弱点も分かっていたので、その強化を取り入れていかなくては、と思った矢先の今回の試合だったので、余計に今日の結果は申し訳なく感じてしまった。
まだ、これからだ!…そう思い起こし、指導は続けていきますが、私が感じたのは、みんな他でよく稽古しているな、と。
部活動がどんどん出来なくなってきている環境で、必死に柔道に取り組んでいるのだな、とあらためて知り、反省ばかり。
夜練に来ている生徒たちは、頑張っている。でも当たり前だけど、みんな勝ちたいから必死に他で稽古を積んでいる事に、今のままでは何かが足らない、そう考えさせられた今日の結果でした。
明日は、今日頑張った生徒の有志がレベルの高い試合にエントリーしています。私はほぼ審判でサポート出来ないですが、声かけだけでも盛り上げていきたい。
まだまだ出来るはず。可能性を信じて指導していきたい。