10年選手かな、もっと古いモデルかも。アトム・スリング7Lは街歩きや旅先に貴重品や身の回りの必需品を持ち運ぶバッグとして手放せないアイテムで愛用しています。
デザインやカラーは年度毎にリメイクされ続けており、現行もベストセラーなアイテムで人気。
肩から胸に掛けられ両手が使えるのと、8L容量(マイナー前は7Lでした)で細々したものをひとつにまとめられるのが人気の印。
ペットボトルサイズでもすっぽりと収まり、最近のモデルはiPadなどのタブレット端末を持ち運べるという考えで間口を広くしたり、と時代に合わせた進化も続けられています。
こんなロングスパンで愛されているアトム・スリング、今回3度目のリペアをお願いしてきました。
メインのファスナー横が解けてきてしまい、これを無視して使い続けてきたので傷口が広がってしまったのです。
最初は誤魔化しながら使っていましたが、ゆっくり傷口も広くなって来ており、リペアを決意。鎌倉ストアに持ち込むタイミングまで待ち、昨日やっとリペアをお願いしてきました。
パタゴニア製品は、ほぼ全てのアイテムと言って良いほど、リペア(修理)対象品になっています。もちろんパタゴニアストアで販売されている全ての製品とは言い切れませんが、それでも「修理する姿勢」はブランド側が常に持ってくれています。
ストアカウンターでスタッフの方がまず見立てて下さり、簡単な見積もりを「お預かり書」と合わせて動いてくれます。これを鎌倉ストア近くのリペアセンターに持ち込み、そこで正式なリペア価格と終了納期(これは多少前後があります)が決まります。
パタゴニアアプリから読み取る情報を基に、メールで受付内容が届いた後に、リペア完了の知らせまでをお知らせしてもらえます。
リペアはストアへ直接送るスタイルも可能ですが、私はストアに直接持ち込み、そしてリペア箇所を口答説明してお願いするスタイルをとっています。
ストアスタッフの方も一緒にお預けする製品と箇所を確認してもらい、他にリペアが必要な場所などもチェックしてもらえるので、面倒とは思わず持ち込みスタイルを取っています。
近くにストアがない方でもリペアしてもらえますし、私の様に行きやすい環境だからこそ製品の話をしながらお預けする事で、製品への愛着も感じながらの時間が過ごせます。
《アトム・スリング8L現行モデル》
パタゴニア公式サイト アトム・スリング 8L
昨日(1/24)リペアをお願いして、修理完了予定日は4/3〜中旬との事。約3ヶ月の預かり期間になっていますが、再び使い込み、慣れたアトムと再会出来るのを楽しみにしています。
バッグ正面に描かれたパタゴニアのロゴも剥げ、合皮で出来たファスナーカバー部分は劣化し、生地自体もヤラレ雰囲気のアトムですが、使い込む事でその良さに味が出てきます。
安易に捨てる事よりも、使い込んで製品をいつまでも活かす事も今の時代、使う側の責任。そう思いこの先もずっとずっと使えるまで愛用し続けていきます。
「新品よりもずっといい」こんなフレーズがありますが、私は大好きです。
バッグ内にあるタブの記載文字は抜け落ち、何年選手かわからない程のアトム・スリングですが、まだまだ現役で頑張ってもらおうと思っています。