【中京高校(中京大中京)柔道部恩師を囲む会】インハイ柔道予選と豊田市まで大奮闘。

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「高校時代の柔道部監督が重度の病と闘っています。卒業生みんなで励まそう」と言う話で今回教え子達50人以上のOB、OGが豊田市キャッスルホテルに集まったのでした。

そもそものきっかけになったのは、私と内村直也先生と1月に大阪で飲んでいた時。

酔いが回り始めたタイミングで内村先生が高校時代の坂本先輩に電話をし、私が次の飲み会に「ヒラマサ」を送る、と言う事に発展。

先輩方は豊田市内でよく集まり呑まれているそうなので、そこで「ヒラマサ」を捌いてもらい飲むと言う話になった。

私の釣行と先輩方の飲み会が一致し話がまとまったのです。

「ヒラマサ」を囲んだ飲み会の席で恩師、野井泰明監督の病いの進行が悪化されている、とわかり卒業生で励まそうと今回の経緯に繋がったのでした。

自宅に招待状が届いた時に日程をみると、北海道遠征の予定が入っていた。

「日程、厳しいな…」と思い、悩んだのだが、野井泰明監督と電話で話した際に抗がん剤治療の辛さを耳にし、北海道遠征予定をずらして参加する事となったのでした。

パーティー当日。次男坊を学校に送り届け、豊田市へ向かう。

車での移動が安価で経路時間も早い。厚木インターから東名、新東名を使い、ノンストップだと4時間弱でホテルまで行ける。新幹線は楽なのですが、豊田駅前が会場なので新幹線以外のアクセスが実は大変。車が今回のケースで楽だったのです。

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この日、神奈川県インターハイ柔道個人予選は女子全階級と男子は60kg級。道場卒業生や中学生の頃から関わって来た選手ら多数が出場する。

早めにホテルに入り、インスタLIVEで応援したかった。ホテルには15時前に入れ、入室まではロビーのWi-Fi接続でLINE配信をチェック。

3つのMATTで各階級試合が行われ、教え子や関わってきた選手を探す。準決勝で2人の関係選手が残った。これに勝てば決勝戦。インスタLIVEから目が離せない。

宿泊した東横インは今回の会場となる豊田キャッスルホテルまで徒歩8分。パーティー開始は18時。時計ともニラメッコ。パーティーに遅れる事は絶対に出来ない。時間とも、勝負だ。

高校生の試合は駒を進めて決勝戦。もうネクタイを結びながらの落ち着かない応援。

2人共、決勝戦で勝つ事を決め、インターハイ出場を決めてくれた。ひとりは1年生で優勝。ひとりは光明学園歴代初のインターハイ出場。素晴らしい結果。

これを確認したので、豊田キャッスルまで猛ダッシュ。

パーティーにはギリギリ間に合った。受付で聞いた決められた席に着くと、私が一年生の時の三年生先輩方が集まる席。ここでは違う緊張感に包まれる。

着席してのタイミングでパーティーは始まったのでした。乾杯の合図で私は先輩方々に挨拶回り。在校中お世話になった先輩全員にご挨拶を済ませ、妹尾道場繋がりの先輩方々、また入れ代わりの先輩方々にご挨拶をする。

やっと関係していた先輩方全員にご挨拶回りも終わり席に座る。そのタイミングで私が3年生だった時の一年生が列を成して挨拶に来てくれた。

「先輩、ずっと先輩を待ってたんですよ」と毎月の様に一緒に柔道をしている内村直也君が待ってくれていた一年生の皆さんを見て茶化して言う。

彼は一年生の方々(もう50歳だから、全員オッさん顔)がビール瓶を持って待つ姿を見て笑いながら言うのだ。こんな会のスタートでした。

恩師、野井泰明監督とは抗がん剤治療時の辛かった話などをした。監督は冷たいグラスを持つと指先が痛くてたまらん、と。私も副作用時に同じ症状だった。

爪が手足全て剥がれた体験を伝えたり、詰めてある銀歯が取れたり、と辛かった思い出を話す。教え子達が、今さっきインターハイ出場を決めてくれた報告も出来、監督は喜んで下さった。

もっともっとたくさんお話をしたかったが、多くのOB.OGが監督との会話を待っています。近況だけの話で終わったが、まだまだ伝えたい事を我慢し、監督との懐かしい時間を終えたのでした。

中京高校柔道部(現 中京大中京)、廃部になり伝統は途絶えてしまいました。しかしこうして多くの卒業生が集まり監督を囲んだ集まりに、全員が再び柔道部再建を願っている事を熱く感じたのでした。

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keitanhiramatsu