【神奈川県柔道指導者講習会】秋季講習会を受講してきました。
神奈川県柔道連盟が県立武道館で毎年春季秋季と2度開催して下さる「指導者講習会」。この指導者講習会を受講し、その毎にポイントが科せられ累計ポイントが必要となる制度となったので、毎年受講するようにしている。
ただでさえ指導力のない小生。受講し学ぶことで自身の勉強となり、それが生徒らへ反映されれば、と学ぶことを続けているのだ。
今回の講習は「木村昌彦先生」。力道山との戦いをした「あの木村政彦先生」は今年生誕100年ということを講習会最初に冗談混じりで話されながらも「この木村昌彦は生誕60周年」だとやはりファーストから聞きやすい講習会の雰囲気でした。
講習内容は、大きく分けて3つ。スポーツ界における「パワハラ・セクハラ・モラハラ・体罰」等の解説と実態報告を含めた内容。
指導者における生徒への対応などをわかりやすく解説して暴力撲滅を再確認する内容でした。
そして頸椎、脊椎、脳しんとう等柔道における重大事故へ繋がらないようにする考え方。
その流れで「受け身」の指導再確認を実技として学んできました。
ちょうど小生が近隣地区公立中学校へ体育授業での「柔道」指導で通っていた時にこの受講が出来、特に中学1年生への「受け身」の分かりやすさと定番の様な決まった指導方法以外のスタイルも学ばせていただいたのを実際に体育授業に取り入れる事が出来たのが小生のスキルアップにも繋がり講習内容がすぐに活かせられたと思います。
「受け身」の難しさは前(前受け身)への対応以上に後ろへの動作が大変であり、柔道を経験しようとする第一歩なので興味のない中学生をいかに興味を持たせるか、その状況での克服になれたのでは、と思っております。
実技後は「大塚製薬」神奈川営業所の方が詳しく熱中症対策、そして栄養摂取への手引きを講習して下さり、これも分かりやすく頭に入り、講習を受講して得た内容を道場の生徒達に伝えていく大切さを感じています。
大塚製薬さんからは講習後に「ボディメンテ」をいただき、ニンマリ。自身のトレーニング後のケアにいただくのが楽しみ。
全柔連(全日本柔道連盟)の木村昌彦先生、講習会ありがとうございました。
毎年こうして指導者への講習会を受講することで、まだまだ勉強不足なのだ、と痛感し今以上に指導への意欲を熱くもち続けていきたいと感じる。学び続ける。学ぶ事をやめない。それが全ての生徒に繋がる事だと信じて。努力を続けます。