【春季北海道道東行脚‼️5/6】カトケイ丸で湧別川を下るのだ。2025年6月8日

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【春季北海道道東行脚‼️5/6】カトケイ丸で湧別川を下るのだ。2025年6月8日

今回の釣行メインイベント【湧別川】。

朝6時、北見のホテルから湧別へと走る。ガイドのおがちゃんとの待ち合わせは遠軽町のチューリップ公園。この日も朝食は道中のセイコーマートでおにぎりを頂く。

ホットシェフのあるセイコーマートなら、店内作りの食材がいっぱいあって美味し過ぎるのだ。

少し迷いながらも無事《チューリップ公園》に到着。現地プロガイドのおがちゃんに望月さんと老沼さんをお願いして、ここでお別れ。私は次の目的地である湧別のセブンイレブンへと。

遠軽の町は初めて通り抜けた。少し?栄えていてびっくりした。やたらと信号が多いと感じた遠軽の町を抜けると待ち合わせのコンビニが出てきた。ここで加藤ちゃんと合流になる。

日曜日の8時前後の交差点に面したコンビニは、人の多さを感じた。人の動きがある、そう思えたのだが…。

ふたりは湧別川上流部に向かって2台の車で向かった。「カトケイ丸」はカトちゃんのハイエースから膨らんだまま滑り下りる様に登場。ハイエースのポテンシャルに惚れる…。

そのまま「カトケイ丸」を上流に置き、車2台で下流(ゴール着)に向かい、1台を置く。ふたりで再び上流に戻り、「カトケイ丸」にタックルを載せて湧別川へと運ぶ。この時点でかなりの汗。

スタートが一番大変だけど、これをやると湧別川に来たんだ!と興奮するのだ。

2人を載せた「カトケイ丸」のラフティングボートフィッシングの始まりです。私はこの日もフライフィッシング。

加藤達也さんは気持ちよさそうにスプリーモの新作バイブレーションを投げていた。飛距離が出て、沈下が速く流れの押しが強い本流でも使いやすそう。

ガッツリ底をトレース出来るので、湧別川など本流には間違いないルアーだなぁ、とみていた。

私はバックが取れる位置をまず探してフライを振った。実は昨夜の焼肉屋で西森隊長からアドバイスをいただいた。セミに拘らなくて、沈めるフライ(ウェット)でまず探ってみたら?と。

あまりセミがその時鳴いていなくて、この日は沈めるフライを選択したのだ。セミフライより一千億倍キャストしやすい。これにはびっくり。

更に前夜観直した「ぜんじろう先生」のYouTubeを思い出す。すると、フライラインはストレスなく何度か飛んでくれたのだ。

まず、ここで興奮した。これまで何度も何度も何度もヘコタレそうになったキャスティング。それが飛距離はないが、思い描く様なルールからラインが飛んでいってくれたのだ。

更に《メンディング》という動作の意味も何となくだが理解出来てきた。キャスティングしてからフライラインをメンディング?(こんな言葉の使い方で良いのかな?)してやる事でフライが流れの中でフライラインに引っ張られるストレスが軽減する。

西森隊長が巻いてくれたウェットフライが下流に差し掛かる位置でUの字になりかけた時…。初めてフライラインに魚信が伝わったのです。

「これ、面白いぞ」そんな感覚を得たのでした。

ただ、バックスペースが取れる位置は私の様な初心者には簡単にはなく、少し休憩しながら加藤達也さんをみていた。

Vibuono 60H(ヴィボーノ60H) - Goldic
平松慶のフィッシングストア

「おっ‼️」スプリーモのバイブレーションを流真深みに差し掛かれる位置にキャストし、ロッドティップでボトムを叩く様なアクションをしていた時にロッドが曲がった。

思いっきりジャンプする。紅ほっぺさんだ。それをロッドでうまく往なす。上手い‼️無理しない程度で寄せてきてランディング。

うま過ぎる。ニジマスを早々にキャッチした。

今回新発売となった【スプリーモ】ヴィボーノ60Hでさっそく良型ニジマスをキャッチ。

パタゴニア

「これ使いやすいですね。飛距離が安定してボトムが取りやすいです」と。私も北見には持参してきましたが、車の中…。カトちゃんから使用感などを聞いて指を咥えていたのでした。

この1尾と、先にフライで感じた魚信がヤル気を盛り上げてくれる。再びフライロッドを振り始めたのでした。

「カトケイ丸」で下りながら中洲にボートを止め釣りをする。広くバックが取れるスペースで私は粘ってみた。アップ位置にキャストしメンディングしてウェットフライを流していく。

「キュキュキュ‼️」魚だ。ついに、ついに、ついに私が投げたフライに魚が掛かったぞ。わからないままカトちゃんに叫ぶ。

「どうすれば、よいの⁉️」カトちゃんと距離があったので、フライラインとロッドを一緒に抑えて後退り。そして遂に手にした【初体験バージンフィッシュ】。可愛いアメマスでした。

最初にバイトがあった時に、なんとなく釣りの感覚が掴めた。狙い方が理解出来たので、それを貫いてみたら、のファーストフィッシュとなったのでした。

大興奮してる平鱒渓。これがフライフィッシングなんだ…と。

喜びをするために持参したのではなく、実はこの日、大学生になった次男坊の初試合だったので、県(チャンプ)が取れたら川原でひとり赤飯で祝いたいと準備していたのだ。

私が釣れたタイミングでiPhoneには試合結果が入っており、それをみて私の【初フィッシュ】を自分で祝ったのでした。

そこからは大変。アメマスは跳ねないから取りやすかったので連続してキャッチ出来たのですが、紅ほっぺさんは跳ねる。

実は良型ニジマスを掛けたのですが、全てジャンプ時にバレてしまった。完全なるアングラー側の技術不足。

更には追い討ちをかけるようにカトちゃんは鳴いてない環境でセミを模したルアーでこれも良型ニジマスをサクッとキャッチ。ナイスすぎます。

こうしてガッツリフライフィッシングを湧別川で丸一日楽しませてもらいました。やっぱり魚釣りは釣れて初めて楽しさが湧く。素直にフライフィッシングが楽しく感じた釣行だったのでした。

それにしても、カトちゃんやっぱりトラウトゲーム上手いね。今までは、自分がルアーで釣りたいばっかりだったから、人の釣りはあまり見なかった。

しかし、明らかに違うジャンルの釣りでお互いを見直した時、その上手さが光ってみえたのでした。

17時。おがちゃんチームと合流して湧別川を後に。今夜は【初フライでのフィッシュ】に酔いたい気分だったのでした。

パタゴニア

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