【第8回 光明学園校長杯争奪中学生柔道大会】審判でお手伝いしてきました。
8月の中旬頃に審判依頼があり「あっ、大丈夫ですよっ」と安易に要請を受けていました。久しぶりの中学生柔道審判。
それからはSNSで上がっている柔道試合や次男坊の学生大会は審判目線でたくさんの選手たちで学ばせてもらいました。
ある程度の感覚は戻ったと勘違いをしたままで試合前日の高校出稽古。そこでも高校生らの乱取りを試合に見立てて審判勉強。そこそこ出来た、と思いながらも当たり前の事に気付く。
「明日の試合って、少年規定の2025?それとも2026最新の少年規定?」これは、私が気付いたのではなく、中学生出稽古の引率で来ていた中体連柔道専門部の先生。
そう、その先生と確認しながら私の審判勉強をさせてもらっており、明らかに私の審判目線は高体連の旧ルール目線になっていたのです…。
慌てて少年規定を再確認、しかしインプットされた私の審判内容は新ルール基準であり少年規定をぶっ飛び、一般競技者の目線にもなってしまっていました。
ヤバいぞ平松、大丈夫か平松…。自分に不安と焦りが出てきました。
中学校柔道指導者から離れて2年。それからは中学生地区予選の審判もなくなり、それに合わせて高体連の審判も参加を疎かにし、代償は今襲いかかってきた。
中体連柔道専門部の先生に口頭で教えて頂き、何となくですが現在の少年審判ルールは把握したつもり。しかし審判員として「なんとなく」では許されない事。プレイヤーが全力で戦える環境を公平にさばくのが審判員の役目。
試合前夜、手持ちの2024年ルールブックでは古かったので最新のYouTubeで確認して当日の審判に向かいました。
会場は朝から熱気ある雰囲気。中学生がしっかりとアップをしています。
8:40から審判会議となり、少年規定の細かな確認を30人の審判の先生方と話します。やはりいつのルールで審判をするのか?と言う疑問が多くの先生方からも飛び交いました。
今年の全中(全国中学生柔道大会)ルールで継続、それは2025規定で…と。「片襟」や「有効」等の基準、いくつかの細かな部分を全員で確認認識し、600人近い中学生の試合をさばいていく。
いくつか私自身まだ不安があったので中体連のA審判ライセンスの仲間にしつこく確認した。頭の中には入った。
試合会場は3試合場。第一会場から三会場まで各10人の審判員の先生方でまとめられている。主審、副審、ジュリーの3審制でケアシステム有り。
更に私は第一会場の主任になっており、100試合近い試合を回さなくてはならないのでした。
大会が始まり、私は主審からスタート。3試合で審判員はところてん方式で変わっていく。自校関係生徒は省かれ、特に属していない私が代理で入る事に。こんな流れで特別大きなミスもなく、準決勝まで終了した。
「役目は終わったな」と安心した直後にアナウンスが入る。決勝審判の呼び出しでした。
第一会場は見事に私も入っており、一度気が抜けた心境から再び審判に引き戻される。三試合場で9試合の決勝戦が始まった。このドキドキ感は久しぶり。
指名制審判、これも久しぶり。まあ平常心で取り込もうと畳に上がり、選手を導く。
「はじめ!」私の主審審判にて決勝戦が始まりました。「有効」ひとりの選手が技を決め、再び「技あり」と片方の選手が技を決める。最初に有効を取った選手が前に出ているので技ありの選手に「ネガティヴ指導」を与える。ここまではスマートに進んだ(はず)。
しかし残り1分を経過した頃に出た技へ「有効」をジャッジしたのですがインカムからは「白の有効なし」と。副審とジュリー、共に現在も中体連審判のベテラン継続者。これで試合の優劣は付き結果をジャッジし終了したのでした。
試合後の反省で後半の取り消しはスムーズに行えましたが、最後に出した「有効」は新ルール基準だよ、とA審判の仲間から。
「ケイちゃんは、大学柔道(新ルール)目線に後半なったよね」と笑いながら指摘されました。
確かにそうだ。白熱した決勝戦。最後に放った技で優劣が変わる。そこへの集中は少年規定ではなく、完全に普段の私の目線になってしまっていたのでした。
最後にやらかした失敗。副審とジュリーの支えによりプレイヤーへのミスは無く良かったとの思いと、審判離れの私に情けなさと不甲斐さに反省した今回の大会だったのでした。
大会全体で大きな怪我はなく、久しぶりに着た審判ウェアの緩さに時を感じ、学びの再確認を感じたのでした。
大会運営の方々、また引率の先生や保護者の方々、お疲れ様でした。少し離れ過ぎてしまった審判。ここでも「継続は力なり」を感じてしまったのでした。
今回の審判直後の心境やリアルな感情を【Stand.FM 《平松慶のいいぶさチャンネル》#7光明杯中学生大会の審判に行ってきました】にて伝えております。
ここ最近始めた配信ですが、文章だけでなく「言葉」での勉強も重ねて始めています。そちらも合わせて聞いていただければ、幸いです。




