外房実釣にて、愉しんで来ました。マダイのインチクに、ベレッタが!
ブリッジより発売されている「ベレッタ」で、今年1月にヒラマサを
対馬でキャッチ。 いつもお世話になっている、春漁丸・春田船長からも、
「てっぽう」という漁師漁具の使用法を教えて頂き、それをロッドワークで
試してみた。すると、ヒラマサが面白いように釣れて・・・。
ヒラマサ狙いでのアクションは、ストロークを長くしてみた。
ロングジャークを意識して、である。
「ケイタンジグ」でやる「フェイクジャーク」のように、舟形錘となる
ヘッドの部分を、「ビューン」と飛ばすようにしてやる。
そして、その後の処理。
大きく幅をもたせて動かした後の処理で、なるべくヘッドのウエイトで
タコチューブが下に下がらないように次のアクションであったり、
スラッグをとったりしてやる。すると、「ごん!」となるのだ。
「漁師道具で、潮にのせて、中層をこうして(動作あり)しゃくる。
潮に乗せんと、食わん。乗せてからも、こうして誘わんと(動作あり)
食わんのだ。ヨコワも、ヤイトも、や。」
怒られながら、春田福さん(弟船長)にも、教わった。
それをそっくりヒラマサで試してみると、見事な結果が出た。
ならば、マダイも。。。と。
外房に連れて行って頂く機会があり、新勝丸さんで試してみた。
ボトムから10M位の反応があります・・・、とのアナウンス。
「すぅ〜・・・」っと、そして、「とん!」
マダイの食わせは、基本的にラバージグならばタダ巻き、インチクなら、
スローなしゃくり、と把握していた。
インチクでのスタートで、20回ほどのアクションに、ちょっとずつで
あるが、ポーズの入れてみた。
普通のハイピッチ・ショートジャークでのベイトアクションをベースで、
3回に一回、“間”を入れてやり、ふわっ!とさせ、ラインスラッグを
素早くとる。そして、ティップでその層を誘ってやるのだ。
「グッ!!」食ってきた!!試しなだけに、自信がなかったのだが、
このバイト、とっても嬉しい!!
ヒラを打ってるぞ。もしや、もしや・・・。
本命「マダイ」であった。実は、インチクでのマダイを、今回のように
インチクがメインで釣ったのは、初めてであった。
要は、狙って釣ったこと、をだ。
ジギングの途中に「インチク」や、「鯛カブラ」を落としてのキャッチは
過去に何度か有るのだが、本気のインチクでの乗船では初めて。
また、「今回、こうしてやってみよう。こうなら、どうなるかなっ?」
・・・といった疑問を最初から持ち、現場で試しての回答だったので、
嬉しさは、大きかった。
1尾目は、マグレか???の疑問に、次も狙ってみる。
・・・口を使ってくれる。
魚種は違えど、バイトが連発する。
この狙い方、いけるぞ。・・・もう少し研究してみたい。
一般的にインチクでのゲームは、スローなスタイルがメインっぽいのだが、
まだまだ、アクションの研究する余地は、大きくある。
今回のように、メインで乗船することは、少ないのだが、これからもこの動きを頭に入れて、少しの時間でも集中して狙ってみようと思う。
難しいから、楽しい、そんなインチクジギングでした。
ロッド:ホッツ スロースタイルSSS−63M
リール:シマノ コンクエスト400
ライン:サンライン PEジガーHGライト 1.5号
リーダー:サンライン FC100 8号
ルアー:ブリッジ ベレッタ150g
ロケーション:千葉 外房にて、新勝丸
コメント