平成28年 全国高段者大会

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今年もこの季節になった。
「全国高段者大会」今年で3度目の参加となり、小生も次の6段昇段を目指し、日々コツコツと稽古をして来たのだ。
この大会は、由緒ある大会で、嘉納治五郎先生の命日に因んで行われている大会。
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日本中の柔道高段者が講道館に集まり、旨を合わす。朝から宮本功三先生、内村直也先生と時間を合して朝から乱取りの約束をしていた。
8時には着替えてアップ道場に入り、ひと汗流す。
3度目の参加となると、周りを見る事も出来て来た。初めて参加した時などは、この雰囲気に緊張してガチガチだったらなぁ。
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もちろん今も試合は緊張するけど、試合前の乱取りでかなり気持ちも解れる。

ただ、アップ道場で試合前に乱取りしているのは、私達の仲間だけ(笑)みんな、かなり不思議そうな目で見ているのがわかる(笑)
宮本功三先生、内村直也先生は6段なので、上の本道場に移動し、私はひとりアップ道場で待機。image
なんたって、36試合目でまだまだ試合まで時間がある。
大会パンフレットを見ると、「あれっ!」見覚えのある名前があるじゃないか。高校時代のライバル校で同じ階級の友達。

アップ道場を見渡してみる。…しかし、見当たらない。試合進行を覗きに行くと、まだ10試合位先…。はぁ。

すると「アンタ、妹尾道場の人?」
これ、毎回言われる高段者大会恒例のひとコマ。

自身の出身道場の柔道衣を着て、高段者大会に挑んでいるのだが、毎年声を掛けられる。その方と妹尾道場に因んだ話で盛り上がり、出身道場の歴史を知る。

愛知県名古屋市にある、妹尾道場。老舗道場で、今は二代目の國彦先生が師範。もう50年は続くんじゃないだろうか…。
もっと、だろうか。今度、帰郷した際に聞いてみたい。

そろそろ、会場に入ろうか…と入り口辺りをウロウロしていると、水谷正人君。懐かしい。やっと会えた。
彼は今年初で高段者大会に参加だと。これから何年かしたら、彼とも当たるかもしれないな(笑)その時は、楽しみだ。
水谷正人君のひとつ後が私の試合。彼は見事に内股を透して抑え込みで一本勝ち。いよいよ気合いが入る。
北海道の寝技師「笹やん」が試合を撮影してくれる、とあり、iPhoneを渡す。さあ、試合だ。
千葉県の選手で体型も私とよく似ており、結果「引き分け」。

               【小生の高段者大会の試合は、コチラです】

宮本功三先生、内村直也先生らは、見事に一本勝ちをおさめ、功三先生は私のサポートに来てくれたが、タイミングが合わず、結果報告だけ。

「よっしゃ、夜は慶ちゃんのビデオ観て呑もう!」これ、1番怖い毎年のイベント。

功ちゃん、ウッチーに試合の下手ぶりを責められ…昨年は、確かヤマーキーも居た(笑)と思う。
功三先生とふたりでゆっくり講道館のお風呂に浸かり、しっかり汗を流して今年も怪我なく全国高段者大会は終わったのでありました。
試合を撮影してくれた、北海道の笹やん。また乱取り相手になってくれた宮本功三先生、内村直也先生、ありがとうございました。

お風呂から出て、7段戦に出られている道場と高校の先輩、西川先輩の応援に回る。
西川先輩は妹尾道場〜中京高、と直な先輩。
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7段戦でガチな試合をされており、尊敬ばかりでありました。また宮本兄先生と全日本選手権3位の石田輝也さんの7段戦も観入ってしまいました。

生涯柔道を続ける上で、無くてはならない高段者大会。
また今の国際ルールではなく、講道館ルールでの試合なだけに、高校〜大学時代を思い出しながらの柔道、本当に試合をしていて楽しい。image
国際ルールにない、ジックリと攻める柔道の面白さを毎年この大会で学びながら楽しんでいきたい。

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keitanhiramatsu