【秋スタイルはKEI-JIGで広く探る‼️】ジギングが楽しい季節になって来た。
先日、地方の民放TVにて「夏マサ攻略」なんぞの放送をした小生。「夏マサ」狙いの特徴は是非《abemaTV内 釣りチャンネル 「ルアーパラダイスTV]》でご覧下さい。
番組中も徹底して伝えて来たのが、「夏マサの捕食層」をどのように攻略していくか、という事であり、青物全般に言える事だが、その対象魚がどの層で捕食をしているか、何を補食しているのか、ということを探求し見つけ出す事が良型を手にする一番の近道だと伝えてきた。
夏の季節はボトム。なぜ、ボトムか。それは水温が高水温になりにくく安定しているから。
それでは、秋の時期はどうなるのだろうか。
夏の時期、長崎県対馬での表水温は28.5度。8月上旬の海水温だが、異常なほど高い。
この高水温では赤潮が出来ても、そのまま水質は腐ってしまうし、プランクトンの発生も逆効果で死滅した海域になってしまう。
そんな時の適度な台風で海の中はかき回される。荒れた海域は潮が次々と動き流れ、新しい潮となる。そうすることでプランクトンが発生し、そのプランクトンを求めてイワシなどが大量にやってくる。
そのイワシを補食しようとサバやシイラの活性もあがる。こうなると、海の中できちんとした食物連鎖が出来上がる。
プランクトンはベイトに追われ、ベイトと言われるイワシ類がサバやシイラ、更にはカツオやメジ、ハガツオにサワラ、マダイといったフィッシュイーターの行動(捕食)も活発化され、餌を追い求める。
水温が22度を下がらない位までが最高にベイトと青物とのバランスが面白い。
面白いというのは、ルアーを激しく追うのだ。その季節が秋と春。春はもう少し深場でこの様な状況になるが、秋は水面直下まで魚がメタルジグ、プラグを追う。
【ガミージグのホバーリングとケイジグのスピーディーな動きの違い】
中層でホバーリングをさせ、しっかりとメタルジグを見せて探るスタイルとなるのがガミージグ。
これはもちろん効果的なのであるが、秋、ベイトが中層まで広がり、対象魚の層が定まらない状況でヒラマサ、ブリ、カンパチ、カツオ、メジ等が混成しながら補食していると、どうしてもシャープ、キレのある動きの方が「ヒラマサ」は口を使い、ホバーリングさせて見せるガミージグの動きをしてしまうと、捕食が下手な「ブリ」が食ってくる。
だから秋に効くメタルジグといえば、小生は好んで「ケイジグ」が良いのだと言えるのだ。
「点の動作」と「線の動作」での使い分け、層の攻め方の違いなどは過去解説してきたのだが、この秋というシーズンはやはり広く探りたいという考え方が当てはまるスタイルとなり、「線の動作」での誘いが効果的。
ガミージグで狙いたいのであれば、ジグ本来のコンセプトである「ホバーリングして前のめりに落ちていく動き」を無視して、ファーストインパクトでガミージグをスピィーディーにアクションすることでヒラマサを選んで狙う事が出来るのだ。
ケイジグでのワンピッチジャークで広い範囲の層を狙うスタイルがイワシなどが群れから離れて泳ぐ姿を模し、ガミージグのワンピッチでのスピィーディーな高速アクションはサンマが表水面までを逃げ泳ぐ姿に模す。
こうした季節に合ったベイトの動きをジグアクションで合わして誘うのが、秋のお面白さであろう。
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ケイジグ、この秋絶対におススメのアイテムです。