【歴史あるPENN Reels】最新スピニングリールと古いフライリールをみて思ったこと。
次の釣行に向けてタックル準備をしていました。オフショアゲームでヒラマサやカンパチを狙う釣行です。
スピニングリールのラインシステムをチェックし、リーダーを結び変える。フックを新しいものに交換しておく…。これら作業は当たり前に毎回必ず行う事であり、言ってみれば釣行前の当然な事。
仕事場に早く出てきて、お客さんのご来店がない静かな時間にマイペースでやっています。またリールのハンドルを回して異音がないかのチェックも無意識にして釣りへの準備を完璧にしておくのです。
最近私は趣味でフライフィッシングにハマり始めています。これは《いいぶさ日記》や《インスタ》《YouTube》を見てる方ならわかっていると思うのですが。
私にとってオフショアゲームは職業です。それぞれの道具をスポンサー様にサポートして頂き、製品の開発、テストから評価、広報と様々な業務も絡みながら釣りをしています。
私にとってトラウトゲームはルアーでもフライでも趣味のゲームです。ただトラウトルアーを10年近くやってきて、お店の商売にもつながってきました。使ったルアーをお客様に紹介する。これはもう商いの業務になってきましたね。
しかし《フライフィッシング》は全くのド素人。フライフィッシング雑誌を読み漁り、釣り仲間に聞いたり、YouTubeを見たりして「フライフィッシングを楽しむこと」を最近は憩いの時にしています。
心が休まる時やくつろげるタイミング。それがうまくいかない場面が多くても求めてしまっているのが今なんでしょうね。
オフショアゲームの準備をしている時に、30年前に購入したフライリールが出てきました。オフショアタックルの準備の手を止め、しばしフライリールに触れてみる。
30数年前のフライリール。ハンドルを回してみると心地よいリール音。ドラグもしっかり効いているし、サビひとつない、あまり使い込まれていないフライリール。
かたや最新のスピニングリールを重ねて触ってみた。こちらもハンドルを回すと異音はなく、素晴らしいリールなのですが、ここでフッと感じる事があったのです。
スピニングリールは30数年前に使っていたPENN スピンフィッシャー(このタイミングでは見つからなかったが、どこかに眠っています)から現在のオーソリティへの製品進化は恐ろしいもの。
ドラグ、ハンドル、ギア、ボディ強度、と全てが想像を超えた進化で現在のPENNスピニングリールは成り立っています。
それに比べて《フライフィッシングのリール》ってどれほどの進化があったのでしょうか。
昨年の北海道釣行時に高級最新フライリールをお借りして釣りをさせてもらった事があります。私が所有しているsage3500Dフライリールも現行品に劣らない素晴らしいリールです。
しかし、手前にある30数年前のフライリールも現行モデルとあまり格差が感じられないな…と何となくですが感じたのです。
フライフィッシングの世界はド素人。製品の良し悪しは語れません。
仕事業務として10年ほどフライフィッシングにも携わりはしましたが、興味のないジャンルだったのでコンビニ作業的な携わり。欠品したものを補充し、客注品を手配、販売する程度。
「ここがこう変わって…」等のモデルチェックなども接客当たり前レベルしか把握しなかった10年です。何より気持ちが入っていないので、覚えられない、覚えていない、のでした。
だからフライフィッシングに携わってはいても、今となれば前職場のフライフィッシングは空白の10年。そんな事を思い出しながら手持ちのフライリールを触っていて「なぜ進化が無いのだろうか?」と感じたのでした。
あるタイミングでフライフィッシングでキハダをパヤオで楽しむ機会がありました。チャミングでの釣りです。私にも運良くヒットしました。
フライタックルでキハダを楽しんでいて感じたのは「フライリールってハイギアタイプは無いのかな?」と。何となくですが感じたのです。※詳しい方に聞いたら実際にはあるそうです。
まあこれには追求する気もないし、そういうモノなんだ、とも仲間に聞いたのでアレコレこの場でいう事はないのですが。
そもそも「1:1の釣りスタイル」だから文句もへったくれもありません。しかし、最新フライリールを最近触る機会も増え、フライリールの進化はどの方に向いているのかなぁと。
『フライフィッシャー』という雑誌で数号前に特集されていたリールネタ。ひと通り読みましたが、書いてる人、語っている人、それぞれの思いで記されていて「魚を効果的に釣る」や「機能重視目線」では無いのだなぁ、とも感じました。
これは釣りスタイル、釣り文化の違いなんだろうなぁ、と感じたりして納得はしています。私が少ない知識で感じたのは「フライリールって持ち手の満足度」かな?と。
詳しく調べるつもりもないし、そもそもその理由を今分かりやすく教えてもらえたとしても、理解出来る私の判断理解力がありません。
ただ何となくフライリールが手前にあって、それを触り感じた内容です。
古いアンバサダー(Abuベイトリール)を好んで使っている方も多くいるし、古いからって魚が釣れないことは絶対にない。また最新のベイトリールはデジタル制御されたモデルまで出ているしね。
ルアーフィッシングとフライフィッシングとの格差というと怒られるか…そうでない感覚がフライフィッシングにはあるのかもしれませんね。
そんな事を書いている私も次のフライリールが欲しくなっています。
特別な機構がついた、例えば間違いなく飛距離が出て掛けた魚をリールで釣るフライリール…ではなくて、魚を掛けた時に心地よいドラグ音、使い込むことに雰囲気というか、馴染みや本体の味が出てくる様相、何十年も使い続けられるシンプルで飽きの来ない丈夫な…そんなフライリールが欲しくなっています。
魚を釣る技術と道具が求める性能との比例の差も感じてきており、私は益々「わからない沼」に足を突っ込み掛けているなぁ、と。
道具目線でモノを語る前に「当たり前にキャスティング出来る技術を磨き」そして「当然のフライタイイングが出来るようになれ」ときっと神様は私に言っていると思っていますね。
「30年前のスピニングリールで現在のオフショアゲームをやってみて!」と言われてもテクニックがあったとしてもそれは物理的にほぼ無理。これは断言出来ます。
しかし「30年前のフライリールでフライフィッシングを成立させて!」と言われたら、ベテランフライマンは当たり前に今も釣りを楽しんで成立させているのでしょうね。
今日の「いいぶさ日記」は何となく最近感じた釣りネタを書いてみました。








