【3/4 夏の北海道 イベントと釣り時間】フライマンばかりで道央一級川へgo‼️
北海道出張のメイン業務も終わり、翌日はオフにして1日釣り時間にしました。北海道出張なので釣りをしないと勿体無い。ただ、1日のスケジュールなので、雨でも降ってしまったらお流れになるのは承知で。
天候ばかりは毎回なんとも言えないですからね。出たトコ勝負。事前にホテルと日程だけ管理しておき、オフ日の釣りを楽しみにしていたのです。
朝5時。ホテル窓からは曇り空が見えた。路面は濡れていない。外気温15℃。北見近辺に雨は無かった様です。これなら川に行ける。
前日購入したバナナ中心の朝食を簡単に済ませ、加藤達也さんがホテルにピックアップしに来てくれた。卜部アニキを拾い訓子府町へ。
ここで今回の釣行メンバーと合流。【美容院passion】芳賀さん、金やん、西森隊長が1台。我々は加藤車で2台が道央エリアの河川へと向かいます。
北見から峠を抜けると、ガラッと気温が変わる。肌寒かったオホーツクエリアから上川町方面に抜けた辺りから暖かく感じる様になった。太い流れの河川に到着。
上流部に3艇のラフティングボートと釣具を下ろし、2台の車は下流到着地へと。1台を置いて再びスタート地点に戻ってきた。私達はそれまでの間、ボートにエアーをバッチリ入れて完了。
1、2、3人で組みそれぞれ分かれで乗船しスタート。私は芳賀さん、金やんの3人ボート。カトちゃん、卜部アニキがカトケイ丸で2人ボート。隊長はひとりで先行できるスピード感あるボート。こうして3艇は入水となったのでした。
流れが強い瀬を狙うことを最初に芳賀さんに教えてもらった。北見とは気温差がかなりあり、道央では太陽光まで差してきた。瀬を狙ったら岩盤沿い、オーバーハングしたシェード、と現場で具体的にどこを狙えば良いのかを分かりやすく教えてくれた。
更に苦手な川の下りに対して左側に立った時のキャスティングも新しく教えてくれたのですが、全てを一度に理解出来るほど理解力が自分には足りてないのです…悔しい。
せっかく有難い技術をわかりやすく説明してくれているのに、どれもを知ったかぶりするのはいやだ。出来る事の最大限をひとつ努力し、少しでも魚に近付きたい気持ちで川とタックルとに向き合う事にした。
一番は「そこにフライを飛ばし入れたい」。キャスティングはスペイキャストを練習しており、それで投げ入れたいのだ。一番マシなスタイルで飛ばないなりにもフライを投げ入れ、シェードがはっきりしている位置に向け、ひたすらキャスト。
次にラインの角度を意識する事と、フライのピックアップのタイミングを聞いて、それらを徹した。いくつもの瀬から深みに繋がるシェードの対岸にボートを止め、芳賀さんがアドバイスをくれる。
金やんがシェード際で良型のニジマスを掛けた。離れていた私にも聞こえるハーディリールのクリック音。何度も何度も聞こえてきた。西森隊長がネットを持ち走り寄る。
あと少し、もう魚は寄せては走られての繰り返しで、すくえる位置まで寄せた瞬間にフックアウト…。しゃがみ込み悔しがる金やんの姿が見ていて辛かった。
芳賀さんがボソっと「良型でしたね…」と教えてくれる。ボートまで金やんが戻ってきて「見えた魚は50cmは楽勝にありました…」とも教えてくれた。
私がこの日結んでいるフライは金やんが巻いて分けてくれたもの。全く同じカラーのモノで、勝手に私にもチャンスがあるのかも…と素人思考だが気持ちだけは上がった(安心した)のでした。
さあ今回のルートの2/3位置まで釣り下ってきました。自分なりにシェードを探し、流れ込みがある場所手前に私は立つ。2艇が私の前を通過して行った後にゆっくりキャストを始めた。
自分がフライを入れたい距離感で下手くそキャストをする。フライラインやシンクティップの長さも考え、フライを一番深い位置に入れてみたかった。
フライが真っ直ぐの位置(きっと・たぶん)になった時に、根掛かりの様な感触が2〜3度、手に伝わった。金やんがヒットしたパターンのフライ。根掛かりだけはしたくない。
しかしロッドを少し張ってみたら根掛かりはしていなかった。マヂでホッとした。
「ダンベルアイの変則ダーティーホー」って笑いながら分けてくれた金やんが良型ニジマスを実際に掛けており、このタイミングでフライをロストさせたくなかったのです。慎重にフライを扱いたかった。
次の瞬間、SAGEのリールがネコのサカリ時みたいな鳴き音を立てて持って行かれた。ニャー‼️を長く響かせてハンドルノブが回転する。
「きたー!」フッキングなど考えられない。完全に向こう主導権で制覇されています。スピニングタックルで良型ヒラマサを掛けた時の慌ては全くないが、ダブルハンドで魚を掛けたら本気でパニくる。
「巻かからーん」と金やんに向かって叫んだ。これ、金やんと対馬でヒラマサを狙いに行った時、最初に金やんが叫んだ言葉。それ以来、金やんと飲む時は必ずその時の話になり笑い話のネタ。
今、まさに私がその時と同じ言葉を発しながらサカナとやり取りをしているのだ。
「どうしたらいーのか、わからないです!」と叫びながら、ロッドだけは立てない様にファイトした。「ゆっくりそのままバックして下さい。ニジマスです」と芳賀さんがネットを構えながらアドバイスしてくれていた。
そのひと言が緊張しながらファイトしている私を安堵にさせてくれたのです。
魚が岸に寄ってきたタイミングで芳賀さんがランディング。金やんはずっと動画を撮影してくれていた。いわゆる本流で初めてのニジマスです。
5月に常呂川で初キャッチした32cm、6月に武利ダムでキャッチした47cmに続き、7月の今回38cmとダブハンフライでニジマスをキャッチする事が出来たのでした。偶然の賜物です。
「ジギング(オフショア)なら、どの様にジグを流して、こう誘い、こう食わせた」と明確な説明が出来るのですが、フライでのヒット解説は釣れた結果しかなく、釣るまでのプロセスを解説出来ません。
当たり前ですよね、まだ半年やそこらの初心者なのですから当然の事。「釣った、のではなく釣れた」ニジマス。でも嬉しい1尾になったのでした。
先日今回の北海道に来る前に柔道で教え子にある言葉を投げておいた。
「成功例(勝ち)を思い出し、成功した前段階でどの様な動きをしたかを寝る前に思い出しなさい。その場面を思い浮かべて頭で確認反復をしておこう」と。
「相四つ組み手で崩しをどう入れ、次の技への入り位置、技を掛けた時の自分の体捌きをひとつずつ思い浮かべようね。」こんな話をした。
ジギングやキャスティングで良型のターゲットをキャッチした夜は必ず思いお越しておき、自分の成功例の記憶をしっかり持つ様にしている。
これまでジギングでキャッチした20kgオーバーのヒラマサは3本しかないが、しかしその3本共に自身の成功例として今も大切に「記憶の中の引き出し」にタンス貯金をしていて、困った時は引き出しを覗き込む様にしている。
今年連続してキャッチしたニジマスは掛けた時に舞い上がりパニックとなって全てが空白の状態でファイトしているから私の成功例として脳に焼き付けるためにもYouTubeに残す様にしています。
これを積み重ね経験値を上げるまでは、分析をしようとしても思い浮かぶのは薄い内容でしかない。これが経験値の差であろうし、と理解はしています。
ニジマスもいつか「釣れたんじゃない、釣ったんだ」と人前で全てを語れる技量と知識を持ちたいなぁ、と思ったのでした。
こうして貴重なトラウト時間は終了となった。もう少しフライフィッシングに沼ってみたいと感じているのでした。
今回一緒に釣りが出来た仲間達に心から感謝をしています。有難うございました。










