【北海道はデッカい道。】何を食べても美味しいのが魅力。風の痛さに、肥大覚悟だ(笑)
今回は実釣ではなく、北海道のもう一つの魅力〝食・食・食〟で過ごした時間を書き綴ってみたい。
ひたすら食べ続け、そして猛烈に飲み続けた。
これも北海道グルメツアーの楽しみの一つであり、アルコールに酔えば、ホテルのサウナで汗を流し、夜は涼しくなる街並みに出歩き、身体を冷ます。
良く飲んだ、良く食べたツアーでした。かぜの痛いヤツを持ってる人は、薬飲んでお酒呑んでいましたよっ(笑)
紋別ツアー初日スタートからぶったまげたオフショア海鮮祭り。
タラバガニ、毛ガニ、生ホタテを堪能させて頂き、サッポロにアサヒにとギッチリと冷えた缶ビール、生ビールを思いっきり飲ませていただいた。
船上で飲む暑い日のビールはなぜこんなに美味いのか。
柔道の後やトレーニング後のビールも旨いのだが、しかし蒸し暑い沖であまり飛ばさないように走る船の風とべた凪をゆっくり抜けながらのビールが私の中では一番量が飲め、美味しいのだ。
タラバガニの身は、塩加減がちょうど良くカニの旨味が白身に凝縮され至福の時。毛ガニは甲羅を豪快に剥がし、背から真っ二つに割ってカニ味噌をチュウチュウと舐め吸いながら足身近くの白い身を同じタイミングで口に含む。
不必要なものを贅沢に口から海に吐き捨てる。そしてまたカニ味噌をチュウチュウとしてガブリとやり、もぐもぐして旨味だけを吸い取りカスをペッと海にしちゃうのだ。
自然界に返すのだから、安心して投棄が出来る。たらふくいただいたカニ達。
生食ホタテはお醤油と練りわさびを用意して下さっており、そちらも堪能出来たのだ。ホタテって本当に美味しいし、贅沢に食べたいもの。
チビチビと食べるのではなく、口に頬張り、モグモグと食べることでホタテの甘さが口いっぱいに広がるのだ。
船上での贅沢は初日はカニのオンパレード。誰も喋りやしない(笑)浸しらカニに向き合い、口にカニの身を運び、ビールをグビッとやっていた。こうしてオフショア贅沢吟味な時を楽しんだのでした。
初日夜は、焼肉。「味噌ホルモン」が美味いのだっ。
「味噌ホルモン」が前回も美味しかったのだが「焼肉jan-jan」が終了してしまっており、急遽違う焼肉屋さんへ。
初日ということもあり、また沖でたくさんのカニを頂いたのでそこまで強烈に焼肉は追い込まず、その分アルコールを大量に楽しんだのでありました。
この日は、ローカルの仲間達との再会、ご挨拶で盛り上がりました。私のツアースタイルは「同じエリアに何度も通い人と、人との繋がりを大切にして行く」事を重要視しており、釣果優先型ツアーではありません。
それが理解してくれている仲間達ならば、すぐに皆打ち解けて、楽しく話し込んでくれています。このセッティングって本当に大切。これがあるから、また来年も、と言う声に繋がるのだと思っています。
翌日は下船してからのラーメン。「ラーメン西や」で濃い味を堪能する。
ガリンコ号乗船場にある「ラーメン西や」は毎年いただく美味しいラーメン屋さんで、今年も「流氷ビール」と共にいただいた。
私は「こってり味噌ラーメン」大盛りに。しかし、この大盛りが大変であったのだ。
ただでさえ量の多いラーメンであったのに、更に大盛りを勢いよく食べたものだから、晩御飯がなかなか進まなかった。
濃い味の味噌ラーメンに北海道バターをトッピングして味を更に濃厚にして旨味を引き出させる。
ラーメンのスープまで飲んでしまい、これ以上にない満腹感。ただ、このままだとホテルで寝るだけなので釣具屋横で段ボールをひいて海の風に当たりながらの沖縄みたいにビール飲みを続行。
「ラーメン西や」さんは、変わらない濃い味噌味に大満足な私でありました。
「港飲み。港でオホーツクの風を感じながらの夕涼みに至福のとき。」
「セイコーマート」で酒類やつまみを購入して駄弁りながら飲む。時間が止まったかのようにゆっくりと流れる空間が最高に至福となる。
200円しない缶ビールや酎ハイを片手にダラダラと飲むのが平松流。沖縄の港であれば、それこそどこにでも目にするスタイルであるが、オホーツク海紋別港ではなかなかその姿もどうだろうか。
でも海から吹く風は心地よかった。そのまま寝てしまいたかったのだ。たわいもない話をしながら、人缶、ふた缶、と空いていく。その都度「セイコーマート」に行っては、好きな酒を購入して、そして地方限定のポテトチップスなんかをツマミに。
これはこれで美味しい飲み方。強制は決してなく、自分のペースでしょうもない話をしながら、飲む。
トラウトの話には、真剣に聞いたけど(笑)ローカルの仲間がガイドしてくれる事が嬉しいし、本州では味わえない楽しさになる。
良い夕涼みとなったのでした。
「はまなす通り」に夜は出歩く。【海鮮酒場 明酔】さんで晩御飯だ。
晩御飯は「はまなす通り」に出る。紋別市内で繁華街となる場所。北海道といえば、やはり「ザンギ」は欠かせない。【海鮮酒場 明酔】さんで晩御飯だ。
沖ソイのお造りにコース料理、そしてだし巻き卵。私の好物ばかりじゃないかっ(笑)
伊藤釣具店長がその日に釣ってきた魚を持ち込んで下さり、肝和えもいただけたのには感激。定番、と言うとザンギ様に失礼に当たると思ってしまうが、どうしても「ザンギ」だけは避けられない。
「ザンギ」をサッポロ生ビールで流し込む。グビッとやってまたザンギをガブリッとやるのが礼儀のようにも思えてきた。
海産物も美味しいのだが、こうしたザンギや揚げ物、特にフライ系も時としてギュッとする位にアクセント隣、美味しいのだ。
白米系はお昼だけの摂取であるが、それでもお腹は常にいっぱい。ちなみに帰宅して体重測定したら6kgアンダーとなっていました。慌ててランニングでコントロールしたことは、事実です(笑)
ただ、この夜は深酒はしても遅くまで飲み歩くことはしないようにした。翌日はトラウトゲームが待っている。ラストナイトであるが、美味しくお酒と料理を楽しんでの晩御飯であったのでした。
紋別市内のランチやさんが結構探してもないんだよねっ。でも二日間ともgoodなお店に。
ランチタイムの楽しさも今回は紹介したい。
紋別エリアでのランチは実のところ本当に探すのが大変。というか、ランチをやっているお店が徒歩圏内では極端に少ないのだ。
そんな中でも宿泊ホテルから徒歩5分にある「魚屋の味処 丸とみ」ここ11時に開店して、一瞬で行列ができるお店。
偶然にも我々10人がスッポリと入れたので良かったのだが、ここを外したら大変なことになっていたかもしれない。
「魚屋の味処…」というだけあり、当然、魚料理。定食屋の横は、鮮魚店となっており、新鮮なお魚さんらがたくさん販売されていた。そこのお魚を使って食べさせてくれるのだから、まずいわけないじゃん、である。
私はお刺身定食にした。お昼から生ビールで乾杯してしまい、申し訳なく感じたがお許しを。
6種類のお刺身に、茶碗でおかずがあり、お味噌汁。白米にお刺身を乗せて、口いっぱいに掻っ込んで見た。
モグモグっとして、それを生ビールで流し込む。「ふぇぁ〜」美味いぞ、海鮮。美味いぞ、モンべツッ。そう呟いてしまうのでした。
カレイのから揚げなども興味はあったのですが、しかし「鮮魚」でいただくならば、私はお刺身がよかったから、お刺身にして大満足。
でも、こうして「いいぶさ日記」を書きながら思い出していくと「あの時は、フライ、天ぷらにしてもよかったよなっ」と思ってしまう。
どこに行ってもお刺身。どんな場面でも「お刺身を」となるのでもう少し芸を磨かねば(笑)
座敷が5人掛けが3部屋あり、あとはカウンターとなる。何度も言うけど11時からオープンで11時05分にはもう人がたくさん並んでおりました。そう言うお店です。人気なお店ですからねっ。
翌日のランチは「魚屋の味処 丸とみ」さん横の道をはまなす通りの方に登っていくと、駐車場奥に隠れるようにあるお店「味処 あづま」さん。
ここも11時からの開店で10時50分に待つ。座敷が3部屋に少人数が座れそうなカウンターがあるだけで、こじんまりとした雰囲気のお店。
店内を見渡すと、居酒屋さんであろう…夜がどうやらメインみたいですが、ホテルのスタッフの方に聞いてきたら、
ランチも美味いと聞いたのでどうしても食通「TAKAちゃん」からの熱い要望で実現。
ここで驚いたのが、ランチメニューの安さ。
「海鮮丼セット」で海鮮丼ぶりにお味噌汁、お漬物がついてワンコイン500円。めっちゃ安いと思いませんか。
私達は迷わず「海鮮丼セット」をお願いした。そして生ビール。あまりのランチの安さに感激。
お会計時に気付いたのだが、ランチセットよりも生ビールの値段の方が高いのだ。(笑)
これ、紋別だけってことではないと思うことだけどお酒が高い。
生ビールが750円か、と思胃があり、夜の食事時には飲放題にしてもらう方が我々のような飲兵衛にはお財布に嬉しい。
でも飲放題2時間制限で1900円税別ってのは普通の様で、やはり人口に伴う競争相手が有ってこその値段勝負なのだろうね。そんな事を話しながらも楽しくビールを追加していたのでした。
今回、初日に北海道BBQの話が有ったのでそれも楽しみでした。都合が急遽つかなくなったので、来年に持ち越しってなりましたが、でも来年もまたこの楽しいグルメツアーで盛り上がりたいと思っています。
次は、トラウト編につづく。