【トラウトとヒラマサを狙う思考】魚釣りの経験値とAIは比例しないだろうなぁ。
トラウトを北海道で狙う様になり10年が過ぎました。最初の9年は完全にルアーゲーム。それに重なる様にしてフライゲームが始まった。
オフショアゲームを始めて37年。ヒラマサに特化した意識を持ち出したのが31年か…。
近年トラウトゲームで北海道に通っては、川や湖へとニジマスなどマス類を求めて通っているのですが、ヒラマサ(海水魚)とマス類との狙い方による相似はないのか、生息域での育生環境などを考えてしまう事が多くなってきた。
偉そうに文章では書いていますが、ヒラマサは経験年数が長いのでそれだけ「引き出し」も多く長けてはいるが、マス類に対してはあまりにも乏しい知識しかなく「相似」を探すというよりも「ニジマス(海水魚)に頼る」思考で重ねる様に動いている気がしています。
北海道で先日訪れた《武利ダム》。行った後に調べてみたら、そこそこ人気スポットの様でニジマスなどを狙いに来るアングラーは多いと記されていました。どおりでルアー、フライと多くの方が楽しんでいたのもわかりました。
《武利ダム》で例えてしまうと、道内いくつものダム湖があるのだから「勘違いするな!」とベテラントラウトアングラーの方たちに叱られるかもしれませんが、少ない経験でありながらも《武利ダム》でなぜ釣れたのか。釣れた魚の生息環境は、という問いが自身から離れられなかったのです。
ここでは「こうして釣った。これだから釣れたのだ」的なことは一切発するつもりはありません。単純に「ニジマスって、ヒラマサに似てないか?」と思う様になったからです。
その日《武利ダム》にはニジマス、アメマスを狙いに出掛けました。湖をみて感じたのは「あまり広くないなぁ」でした。
コンクリート壁から放水され武利川へ流れていく様ですが、ダムにも放水口があり大量の河川水が湖に入っていた。またダム上域には山からのインレットもあり、それなりに水の流れはあるのだなぁとも感じていました。
いざ釣りを始め立ち込んでいくと、湖のど真ん中まで立ちこむアングラーも数人。私の足元はゴロタ石がまばらにあり、泥が蓄積された固定。古びた砂防ダムの巨大版にも感じたのが最初の印象でした。
真冬には完全結氷にもなるようでワカサギ釣りが楽しまれている、とも聞いた。魚類が生息する環境と考えたら、湖底の蓄積泥は置いといて、魚が必要とする「流れと餌」は循環出来ているサイクルになっているのだなぁ、とも思って釣りをしていました。
Screenshotヒラマサは回遊性部分居付魚(平松慶造語)です。ある程度広い回遊をしながらも、シーズンの適性水温と捕食出来る環境(餌の確保)、潮通しも重ね生息域と産卵域を分けて四季動きながら生息しています。
ブリやマグロの様な回遊性の強い魚ではなく、あくまでも生息環境の整ったエリアでの生存がわかっている事になります。似た魚類ならロウニンアジ(GT)もあげられるのではないでしょうか。
季節来遊魚(元は死滅回遊魚と呼んでいた)の様に親潮と共に移動し、水温が合わなくなった時点で消滅していく例もありますが、ここではその話は抜きにしておきます。
あくまでも私が感じた、というか想像を重ね合わせた疑問と矛盾が今回の内容になりますのでご理解ください。
ニジマスとヒラマサを狙うにあたり、釣り人目線の考えをあげると、いくつか共通点を感じてきました。(経験値の低いトラウトゲームに申し訳なくかんじていますが)あくまでも、ヒラマサ中心の擦り合わせになります。
●強弱する水流がしっかりある。
●捕食体制が取れるストラクチャー(岩や駆け上がり)がある。
●捕食出来るベイトの安定確保。
●広域行動が個体のテリトリーで持てる。
●産卵域がある。(エリアをわかっている)
●捕食出来る魚類だけでなく甲殻類も豊富。
●捕食層が決められる。
これらがざっと思いついたヒラマサ中心とニジマス(マス類)狙いでの私が大切に意識している事。
長崎県対馬はヒラマサを狙うために今でも通い続けているフィールドです。日本屈指のヒラマサ生息域で、ヒラマサを学ぶなら多くのヒラマサと接するのが一番手っ取り早いと思ったからです。
今、私の行動にはそれに似た動きが出ており、マス類を求めるなら、北海道が一番勉強になると感じ勉強させてもらっています。
そこでニジマス(マス類)の難しさに触れ、自分の持っている情報(ヒラマサ経験値)との相似部分を引き出してみて釣りに繋げています。
面白い事に、マス類を狙った釣りで行き詰まった時に必ず「ヒラマサ経験値」と重ね合わす様にしています。
周りを広くみる。空は曇っているのか、晴れているのか。水鳥は飛んでいないか。潮は流れているのか。水中のヒラマサが生息しているであろう層で潮はきいているのか。ベイトが魚探には映っているだろうか。ベイトは何か。風と潮の流れは合っているのか。使うジグサイズとベイトはマッチしているのか。適性水温なのか。
…あげればキリが無い。しかし、そのひとつずつを状況に合わせて当てはめていく事により、魚との接点が近くなってくると最近実感してきました。
これが釣りの面白さであり、追求し続けるもの。
ニジマスはまだまだ遠いターゲット。しかし釣りの面白さはこうしたフィールドの分析と解明した時に結果として現れてくる。だから頭を使って楽しんでいると近年感じているのでした。
ヒラマサも楽しい。マス類も楽しい。しかし釣具や仕掛けはAIで知ることが出来る時代ですが、魚の釣り勘は経験値を詰むしかないのだ、とあらためて感じたのでした。
昨夜、寝る時に何となく考えていた事を文章にしてみました。明確な答えはありません。


