【近所の中華屋が美味すぎるのだ】座間にある《中福楼》サンマー麺がズバリっす。

お店の定休日を使い、午前中から商品に貼られた値付けの変更作業に追われた私達。

旧スタッフのミドさんも応援に駆け付けてくれて急ピッチで8%内税の価格表示から10%内税表示に変更する作業に奮闘。

そして電卓の税設定変更やレジの設定まで全て1日で済ませなくてはならず、10月1日がちょうど火曜日でお店の定休日だったのでこの日に設定変更を事前に決めていたのだが、当然9月30日までは税率が違い、お客様もご来店くださっていたので1日での変更勝負しかなかった。

当店は毎日たくさんのお客様がご来店くださるような大型チェーン店ではないので、定休日に必死になれば棚卸しでも大掃除でもできてしまう規模。
だから1日での完了は予想できていたのだがそれでも値札の張り替えからスタートすると、細かくて大変なのがわかってきた。

値段は四捨五入で処理しているのだが、当店は自店舗だけでなくネットショップも同時の運営をしており、そちらと値段を合わせての値札確認をしていかなくてはならない。
ピチッと簡単に8%を割って売価を出し10%を載せ直してラベラー処理するなら簡単なのだが、コンマ6を繰り上げての処理なのか、どうなのかは一々ネットショップを確認してして合わしていかなくてはならなかった。

ネットショップはシステム上メンテナンス期間が1日弱あったので自動で8%から10%に変更してくれるので、大きな問題はなかった。
細かな手作りバナーの価格変更であったり、Web中のメッセージコメント入りの部分の価格を確認したしながら変更する位の処理だったので、私も再確認出来ての処理実行だったからこれはこれで良かった。

ただ、値札をひたすら張り替える作業はマンパワー以外無く、気が遠くなりそうな状態であったので途方に暮れながらの動きであったのだ。

「メシでも食いに行くかっ！」ミドさんも空腹でグッタリ気味だったので、ここは元気をつけてもらいたい、と彼女のリクエストを聞いて見た。
「あの中華屋が行きたいっす」中華屋か…。大きなお店ではなく、大盛りが普通なガテン系兄ちゃんが好む中華屋さん。

ここボリューム満開で私も大好きなところ。しかし、お昼時間は本気で混むのでちょっと悩んだのだが食欲というものには勝てず、すぐにお店に施錠をして向かうことになったのだ。

Goldicから歩いても5分。でも右膝内側靭帯が激痛MAXなので車で1分だがそちらを選んで向かった。

《中華料理屋中福楼へ》

運よく駐車場に止める事が出来、店内へ。やはり職人さん方々で混んでいて最初は相席。相席で座り、他の方が出たら移動するシステムは慣れないと困るはず。

まずは座っていて、のお店側からの声に順次入ってくるお客さん達もしたがっていた。

私達は運よくそれほど待たずに向い合わせで座れたので注文をお願いする。「サンマー麺とライス」が私でミドさんはサンマー麺単品。
ライス、は小ライスが出来ないので大きな茶碗に盛られてくる。これを「大ライス」にすると富士山ではなくエベレスト山。ご注意を（笑）

そうこうしているうちに注文しておいたサンマー麺が運ばれてきた。

そもそも「サンマー麺」は神奈川県ご当地メニューとして地味に神奈川県民から親しまれ、猛烈なモヤシとあんを混ぜ合わせたのがベース。縮れ細麺の醤油ベース味なのだが、別メニューでカレー味もある。
また他のお店には塩ベースなんかもある様だが、私はここの醤油ベースが絶対であり絶品だと信じている（笑）。

量は「普通盛り」であるが相当な量。片栗粉でとろみがつけられて、白菜と大量のもやしが絡められているから量も多く感じてしまう。美味そうだっ。

合唱し速攻でいただく。あんかけのとろみが熱さを増すのだが、とろみがあるうちに食べてしまいたいのが性分。ここからは熱さと暑さと美味さとの戦い。
汗を流しながらふうふう言って麺を冷ましてずうずう音を立てて食べる。

とろみに絡めた野菜を白米に乗せて、白米もドンブリのような食べ方で平らげていく。
時々出てくる豚肉に喜び、そしてキクラゲの食感を奥歯で感じながらドロッとしたとろみスープを流し込む。

富士山レベルに積まれた、いや盛られた白米であったがどんどん削り落とされていく。大学生の気分だ（笑）
まだまだ私も食えるんだなっ。そう思いながら箸を休めない。