水中における、平松流リーダー論

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ジギングにおける、平松慶流リーダー案。
【お問い合わせ】でジギングのリーダーについて、ご質問がありましたので、私の考えをお伝えします。
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狙いは、ヒラマサ。近海ジギングと想定して、水深100mまで。メタルジグは220gまで。PE4号(60ポンドクラス)。
私は、フロロカーボン素材のリーダーで、12号(40ポンド)14号(50ポンド)を使い分けます。ときには状況に応じて10号(35ポンド)【※全てサンライン社 フロロカーボンでの数値】を選択する場合もあります。

PE4号のメインラインよりもリーダーの方が強度が落ちるのですが、リーダーの長さを最低でも6ヒロ(1ヒロを150cm×6=9m)取る様にしております。

これには、ふたつの理由を付けてこの長さにしています。

ひとつ目
PE4号という太さを潮流に敢えてテンションとして与え、ラインプレッシャーをわざと作り上げる様にしたいから。
ラインスラッグを使って、Gummyなどをホバーリング(ステイ〜前方沈下姿勢)させたいからです。
メインラインがしっかり潮の抵抗を作り上げる事により、中層でロッドからメタルジグまでの間に【Sの字】が出来上がる
このテンションを上手く使いたいからです。メインラインが細い事により、潮からのラインに対しての影響は少なくなる。
水切りが良い、というイメージ。
その真逆で、しっかりと潮流にPEラインを当てて。敢えてスラッグを作り出す事により、ジグの初動スピードと、ラインがジグを持ち上げる要素が発生する。それが、中層でのラインスラッグであり、よりジグの動きを豊かにする。
また、ラインスラッグがしっかり出来て、さらに細身の長く取ったフロロカーボンリーダーであれば、より品やかにジグの動きを演出させることも出来る。(水中にて確認済み)
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もうひとつ。
私はダイビングを趣味でしており、メタルジグの水中アクションチェックを開発時に必ず行うのだが、人間の目で見た、お話しになるのだが、水中で感じた事を伝えたい。
私がタンクを背負い、水中で視界が届く範囲で仲間から落とされるジグを待つ。
落ちて来たジグを拾い、ラインを引いて仲間に合図をしてジグのアクションを見るのだが、この時、フロロカーボンリーダーとナイロンリーダーとの違いを水深15mで肉眼であるが感じ取った。

太陽光が水中に影響する20m前後でのナイロンリーダーは、少しの太陽光をナイロンリーダーが反射し、はっきりとしたシルエットでジグと共に落ちて来る。それに対して、フロロカーボンリーダーは、上から落ちて来るメタルジグのシルエットを見失うと、海中でジグを探さなくてはならなくなる。肉眼であるが、それほど大きな違いがあるのだ。

魚がどう見えているのかは、分からないが、肉眼で見る限り、物凄くナイロンリーダーは光を反射させ、「これは、ジグに口を使いたがらないなっ」「二度、三度で、ナイロンリーダーは魚にスレルな」と感じたのである。
水中での魚が感じる側線は、ナイロンリーダーとフロロリーダーをどう、捉えているかわからないが、きっと水キレなどの違いもあるのではないだろうか。

それほど、このふたつの素材が水中での見え方に違いを齎せていたから、私はジギングでのリーダーにナイロンリーダーを使用する気にはなれない。
【水中でのメタルジグのテスト動画です。】

質問であった「(ナイロン)リーダーのヨレはバイトに影響するか?」という部分は、ナイロンリーダーであれば、かなり私は影響するであろうと思う。

水中でメタルジグの上に付くリーダー素材が、縒れて太陽光を乱反射させれば、それだけでシビアな状況であれば、魚は避けると思いたい。image
私は出来る限り、「魚を掛ける為の要素は無理をしても用いるが、必要でない部分は、出来る限り削除したい」という考えでジグを落としている。
平松慶リーダー論は、こんな内容です。質問して下さった方への思いも込めて、書かせて頂きました。
(使用した画像は、全てイメージ画像です)

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keitanhiramatsu