投げて食わすヒラマサの平松論

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キャスティングでのヒラマサ誘い出しに抜群のプラグ「琉海240」がこの時期に間違いなく必要とされるプラグのひとつです。
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長らく欠品していたオールハンドメイドの「琉海240」が少量入荷してきました。待ちに待ったプラグです。

私は「琉海240」を使う際、ロッドは誘い出し用のファーストテーパーモデル、ラインはPE8号、リーダーはナイロン130ポンドを使用しています。(かなり強気なタックルです)

この「琉海240」の特徴は、ラフコンディション(海が荒れている状況)でのルアーの安定がしっかりとしている所です。
24センチという大きさはシルエットとインパクトでヒラマサへ強烈にアピールしてくれ、荒れた海況で威力を発揮します。
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海が荒れている状況…というのは、まず潮が走り出し、風が出ます。風と潮との流れがケンカし、波が上がる。
潮が走り始めると、ヒラマサは口を使う。
特に大型のヒラマサは、凪の場合でも、スイッチが入れば、もちろん口を使いますが、荒れたコンディション時を好んで果敢にプラグを襲います。
また海が荒れている状況で、軽いプラグを使っても、プラグが潮と絡まらず、思う様にアクションが付けられません。
そしてプラグは波に押され転がり、フロントフックでリーダーを拾ってしまいます。この【フロントフックでリーダーを拾う】という、通称「エビ」状態になると釣りになりません。回収してリーダーをフックから外さなくてはならない。

では、なぜ【フロントフックでリーダーを拾う】になってしまうのか。
これは風や波に押されたプラグが、風でラインスラッグを効かせられない状況下で余分な移動幅を作ってしまい、少しのアクションでラインスラッグを出そうとしているラインを拾ってしまうからです。
風がラインスラッグを余計に作り、プラグを余分に移動させ、さらにプラグが軽ければ、波の勢いで転がることで、上手くアクションが付けられない状況に陥ります。
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昨年、初めてヒラマサキャスティングをトライした宮城梓君が、まさにこのラフコンディション下で17kgのヒラマサを獲ることが出来ました。
プラグは違いましたが、同じ様に23センチの大型ペンシルプラグを使用させ、ミスバイトから再度のバイトでキャッチする事が出来たのです。
ルアーを確実に動かせられ、魚(ヒラマサ)へ確実にアピール出来、荒れた状況で確実にフッキング出来るのは「キャストし易いプラグサイズよりも、潮にしっかりと絡む大型プラグ」の方が効果的だったのです。
まさに昨年の梓君の釣果は私が伝えたい「論より証拠」的な要素が詰まった結果でありました。
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これからのシーズン、デカマサがシャローエリアに出て捕食してきます。
キャスティングゲームで最も狙い易いシーズンになります。image
ある程度の【アピール力】を持ったプラグの方が、いままでの結果、追いが強かったのです。
荒れた状況でのキャストは、ルアーウエイトがある方がし易いですし、ルアーの位置も分かり易い。
これからのデカマサシーズン本番、この【琉海240】をまちがいなく私はおススメ致します。


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極少量の入荷です。【琉海240】

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keitanhiramatsu