展示会2日目。17時に会場を後にしてホテルへと戻る。
立ちっぱなしな8時間。昼食の20分だけが唯一の休憩時間で背中が張りはじめている。少し動きたい。
柔道が出来る環境なら少しの乱取りでも身体のケアになるのだが、そうもいかない。歩くか‼️そう決めて、ホテル周辺の地図をみてみた。
《パタゴニア大阪ストア》まで徒歩700mと記された。そんなに近いのか。それならば、とさっそく歩いて行ってみることに。
御堂筋沿いに歩いていく。高級車のディーラーや時計店や宝石、バッグ、などの店舗が次々と現れ、目が落ち着かない。完全なるお上りさん状態。
あたりはほぼ海外の観光客での賑わい。ワサワサとブランド名が書かれた紙袋を持ってショッピングを楽しんでいる様だ。インバウンド、すげっ。率直に羨ましかった。
海外のお客様を取り込めたら、また違う展開に仕事も繋がっていくのだろう、と感じてしまう。
どこを見ても海外の方々。きっと浅草や都内もこんな感じなのだろうなぁ。
私が進む方向にPARCOが見えてきた。地図上ではそろそろ左にそれるはず。ナビ通りに進み、商店街に入るとパタゴニア大阪ストアが見えてきた。
パタゴニア直営店にはどこもオリジナルな黒板で出迎えてくれる。
大阪ストアは、私の意見は「派手」。派手と言う褒め言葉で簡単に済ませてしまったが、オシャレに描き込まれた2枚のボードに目が釘付けされた。素晴らしい。
店内に入る。2フロアーになっており、メンズは2F。まずはフィッシングコーナーから見る。
インナー類のサイズがどうしても気になり、試着させてもらいたかった。ベースレイヤーの上に着たいアウターってなかなかサイズが定まりにくいのです。
着てみない事には、入手もし難いので、直営店にいく理由は、完全なる試着目的。
《R1エア・クルー》がずっと気になっていました。
ピッタリと着るか、ユッタリで着るか。着るシチュエーションは真冬から春先のオフショアゲーム時。
アウターを脱いだ時に保温性と速乾性と言う矛盾に近い要望をクリアーしてくれそうで実際に着てみたかった。
ストアスタッフの方にサイズがあるか確認してみる。M、L、XLと用意してもらった。「では！！」と、どれも着てみる事にした。
ベースレイヤーの代用として、着ていたロンTのM統一で着用してみる。
Mサイズからスタート。着用し最初に感じたのは下着の様にピッタリ。袖の長さはドンピシャだったが、胸から腹にかけてのシルエットがタイト過ぎて体型が露骨になる。
「お父っつぁん」丸出し。こりゃ、あかん。
Lサイズ。肩周りは気持ち余裕があり、動きやすい。インナーでの使用には抜群だと納得。タケもちょうどいいので、この時点で気持ちはLサイズ。
XLサイズ。着る前から、みるからに大きい。袖を通し頭をかぶる。あらっ。思ったよりもジャストフィットに感じた。肩を回してみる。
お腹にフィットしていない分、可動域が広がり楽さが強調された。胸板が厚い私は、乳首がどうしても浮き出てしまうが、XLサイズはそれほど気にならない。
タケだけは、身長がないからダボついてしまうが。
パタゴニア Patagonia メンズ・R1エア・クルー FGE XL
M.L.XLサイズと着た感じはLかXLサイズで悩む。カラーはホワイトかグレーか。
ホワイトはイメージが《ロス・ガトス》に似ており外したい。グレーは私の定番色の様で家族からは「グレグレしい…」と毎回言われており…。
パタゴニア Patagonia メンズ・ロス・ガトス・クルー ELKH L
こんな時は、着た感じを写真にして長男に見てもらう。
長男は仕事中で手が離せない時以外は、大概服選びに付き合ってくれるのだ。
LサイズとXLサイズをそれぞれ着て写真をLINEで送る。すぐに返信が来た。
長男「Lサイズの色違いを着てみて」と。ふむふむ、そうかわかった。すぐにホワイトタイプのLサイズを着て鏡の前でパチリ。
※画像撮影は、ストアスタッフに許可を頂いております。
長男「Lサイズのグレーもいいね。ホワイトもいい感じ。でもXLサイズでゆったり着た方が好きかなぁ」と。
そうか！27歳長男の見立ては、ゆったりなんだな。すぐに再びXLサイズのグレーを着用し、パチリからの送信。
長男「コレがいい。それにして。」
LINEの返信が速いので、ありがたかったが仕事の邪魔をしちゃったかな。サイズ感、カラー、着心地、と全てが把握出来よかった。納得。
ストアスタッフさんにお礼を告げ、試着した《R1エア・クルー》をお返しした。
他に店内を見渡す。
パタゴニア Patagonia シンチラ・カーディガン NUVG L
欲しかった《シンチラ・カーデガン》ブラックのLサイズを探したのだが、大阪ストアには在庫なし。
「鎌倉ストアには、在庫ありますから、取り寄せましょうか❓」と言ってくれるのだが、鎌倉ストアで試着して気に入ったモデルなだけに、丁重にお断りをした。
大阪ストアのフロアーは吹き抜けになっており、開放感を感じる。1Fの雰囲気を感じながらの2Fフロアーを見ていられるのは、素敵な空間。
フロアースタッフさんとあれこれ雑談して、パタゴニア時間を楽しませてもらいました。
地方出張が多い私。飲みに出る時間は以前みたいには作らず、街を歩き回り気に入った店舗を一人でぶらりとする楽しさが近年の時間の使い方になっています。
追記:大阪帰りの新幹線内で長男からLINEが入った。
「お父さん、XLのエアクルー買った？今度貸して欲しいんだけど…」彼は私の試着を付き合ってくれたのは、もしかしたら自分目線で選んでいたのかもしれない。取られるところだった。危ない、危ない。
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